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豪華な列車の旅のスタート!プラバヤ・バスターミナルからスラバヤ・グベン駅へ

プラバヤ・バスターミナルからダムリバスでスラバヤ・グベン駅に到着しました。

朝7時ですが、駅には長距離列車を待つ大勢の乗客で賑わっていました。

グベン駅の駅舎を散策していると、隣にインドネシア国鉄(KAI)のスラバヤ支店があり、朝から朝礼のようなものを行っていました。駅の建物はしっかりとした造りで、駅全体が新しい雰囲気に包まれています。

駅舎には、コンビニやカフェなどが揃っており、旅行者にとって非常に便利です。カフェでは、地元の人々がコーヒーを楽しんでいる様子が見受けられ、活気があります。

駅の案内板もわかりやすく、英語表示もあるので、外国人旅行者でも迷うことなく目的地にたどり着けます。駅の周囲は清潔に保たれており、近代的なデザインが印象的です。

駅でのチェックインとラウンジの利用

早速、チェックイン機でEチケットから紙の乗車券を印刷しました。番号と名前を入力するだけで簡単に発行でき、とても便利です。タッチスクリーンの操作は直感的で、乗客がスムーズに手続きを行えるようになっています。

出発まで2時間も前ですが、駅の改札係の方に聞くと、改札の中にラウンジがあるとのことで案内してくれました。コンパートメントの乗客は特別待遇を受けることができるのは嬉しいですね。

LUXURY LOUNGEでのひととき

駅のホームの手前には、落ち着いた青の色彩で大きく「LUXURY LOUNGE」と書かれたラウンジがありました。昨年訪問した際にはなかったので、コンパートメント車両を増結した際に新たに設置されたようです。早速中に入ってみると、広くはありませんが、落ち着いたソファと奥にドリンクコーナーがあり、まさに貴賓室の風貌です。

ラウンジ内には、コーヒーや紅茶、お菓子の提供があります。

特に地元のスナックが用意されており、旅の始まりにぴったりです。

電源付きのソファにWiFiも完備されており、仕事をする人やリラックスしたい人にとっても快適な環境です。待ち時間を快適に過ごすことができ、きれいなトイレとモスクも併設されており、駅の中とは思えないほど素晴らしい施設でした。

ラウンジ内には照明が適度に調整されており、居心地の良い空間が広がっています。

しばらくして、ARGO WILISのパノラミック車両の乗客がラウンジを出発しました。窓が大きく、ジャワ島の広大な自然を満喫できる特別車両で、次回はこのパノラミックを体験したいと思いました。ラウンジは一時貸し切り状態になり、その後、ARGO SEMERU号のコンパートメントの乗客も入ってきました。コンパートメント車両は1車両16席しかないので、ラウンジもゆったり過ごすことができました。

ARGO SEMERU号への乗車

出発の30分前に列車が入線したとのアナウンスがあり、ラウンジからホームへ向かいました。

銀色のエクゼクティブ車両の先頭には、青色のコンパートメント車両が連結されていました。日本では見られなくなったブルートレインのような車両で、入口ではキャビンアテンダントがお出迎えしてくれました。

車両内に案内されると、すべてが個室になっており、16席しかない特別な空間でした。

コンパートメントはまさに高級感あふれる内装で、左右に8席ずつ配置されています。

各個室には、快適なリクライニングシート、読書灯、電源コンセントが完備されており、長時間の旅でも快適に過ごせるようになっています。今回の座席は7A、独立した書斎のような雰囲気で、とても落ち着いたデザインです。

座席周りの設備には、個別の照明調節機能や、プライベートなスペースを保つためのカーテンも設置されています。窓からの眺めも素晴らしく、ジャワ島の風景を楽しみながら旅を満喫できます。

いよいよジョグジャカルタへ出発

荷物をおいて再度車両の外に出て、出発前の機関車や電源車を見学しました。これらの車両を見ることも旅の楽しみの一つです。

機関車は力強く、ARGO SEMERU号の豪華さをさらに引き立てています。

いよいよ、インドネシア国鉄が誇る最高級のコンパートメント車両でジョグジャカルタへ向かいます。この豪華な列車の旅の続きは次回のブログで詳しくご紹介します。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。