日本からジャカルタを経由してマカッサルに戻ってきました。マカッサルを離れていたのは3週間あまりと今回の一時帰国は短かったのですが、涼しいマカッサルの海風が心地よい感じで迎えてくれました。今回は、マカッサルについてちょっと語ってみます。
ガルーダ・インドネシア航空で定刻11時過ぎにマカッサル空港に到着しました。
マカッサルの天候は晴れで、気温は30度となります。日本の酷暑が連日伝えられ、35度以上になる日もめずらしくない状態ですが、マカッサルは年中30度あたりで気温上昇が止まるのが不思議なくらいです。
赤道に近いところに位置している訳ですが、マカッサルの地形が海と山に囲まれている場所であるため、季節によって海風や山風が交互に吹いてくれるために年間通して過ごしやすい気温になっています。昼間はもちろん、赤道直下であるため太陽からの熱気が肌にジリジリきますが、それでも風が吹くせいかジメッとした感じがありません。日本の夏よりは、確実に過ごしやすい状態となります。
最近、東南アジアの方が日本より涼しく、冬だけでなく夏も避暑に来た方が良いのではという話がでていますが、マカッサルは避暑地としても最高のロケーションであると周りの人たちに自慢できます。特に、7月から11月位までは乾季となり、雨が少なくからっとした天気になりますので、海や山に出掛けるのも良い季節となります。日本を離れ寂しい気持ちもありますが、マカッサルの雰囲気はそれにも増して魅力ある場所であるところを皆さんにお伝えしたいところです。
日本人にとって、インドネシアの都市というとバリかせいぜいジャカルタということになり、マカッサルはまだまだメジャーではありませんが、隠れた名所のようで気に入っています。まだまだ発展途上のスラウェシ島ですが、マカッサルはその中でも100万人以上人口がいる大都市となっていますので、今後の発展が期待できそうです。
もちろんいろいろ不自由もありますが、それが逆に面白みとなって、不自由さをどう乗り越えて快適な生活をしていくのかなどが楽しみでもあります。不自由だからこそ、考えて行動しますし、いろいろなチャレンジが可能となります。壁があるから乗り越えられる、乗り越えられるからこそ喜びがあります。そういう人生をマカッサルという地で過ごすことができて本当に幸せなことであります。
人生も折り返しを過ぎた40代にマカッサルに来はじめてから、50代になって当地で仕事をつくりだすことができたのは自分の人生を振り返ってもラッキーだったのかもしれません。言葉や習慣・宗教など色々な違いはありますが、住めば都で愛着がでてきます。
こよなくマカッサルを愛する者として、今後もこの地で頑張っていきたいと考えています。