マカッサル国際空港から国際線搭乗は初めての体験ですが、国内線とは違った搭乗方法でおもしろい体験ができます。
搭乗開始の時刻になりました。薄暗い待合室からようやく開放される時が来ました。華やかな国際線搭乗とはいかず真逆の世界に閉じ込められていたので、ワクワクしてきます。
2階部分で搭乗券を確認します。
窓の外にはバティックエアが待機しています。
よく見るとボーディングブリッジが接続されていないので、国内線のバティックエアの機体かと思いながら2階から1階へと降りていきます。
左側の部分がイミグレーションになっているので、国際線の到着口を兼ねていて空港ターミナルの端が国際線として使用しているのだと気が付きました。
しかも国際線ターミナル専用のブリッジがマカッサルでは存在していないので、ここからバスで搭乗するようです。
続々とバスに乗っていていき満員となったので、どの飛行機に搭乗するのか見ていたら、さきほど2階で見たバティックエアがシンガポール行きの機材だったようです。
バス搭乗口からおよそ30mの先に機体はありますが、あいにくこの日は大雨が降っているせいか、バスで機体横まで運んでくれるようです。
そのまま歩いた方が良さそうな距離ですが、大切な国際線の乗客を雨で濡らす訳にはいきません。前のバスの乗客が機内へと入るまでは、搭乗口で待機することになります。
ようやく次のバスが来たので乗り込んで行きます。前のバスの乗客が機内へ案内されたところで出発します。
30m先なので数秒で到着します。
バスとタラップの間がどうしても隙間ができてしまうので、そこはスタッフが傘を差し出してくれて濡れないようにタラップまで誘導してくれます。
飛行機の真横には建設中のボーディングブリッジがあります。新ターミナルが完成したら、昔ながらの搭乗体験はきなくなくなってしまうので、新ターミナルができる前に国際線に搭乗できて良かったかもしれません。
シンガポール行きバティックエアは、ボーイング737-800NGとなり国内線で使用している機材と同じとなります。
タラップを上がると前方にはビジネスクラスがあり、その後ろには3-3のエコノミー席があります。
シンガポールまで行く乗客は全部で100名程度になりそうです。
機体の真ん中付近にある15Fに向かいます。
非常口席ですので広々とした座席でとても快適に移動できそうです。すべての乗客が搭乗を終えたようで、出発準備を始めました。隣は空席となりましたので、さらに快適さが増しました。
雨の降りしきる中ですが、ドアが締まり、いよいよ出発の時が来ました。