中部ジャワのテガルでの打ち合わせのため、突然の出張が決まりました。マカッサルからジャカルタ行きのバティックエアを朝いちばんの便で利用し、ジャカルタに到着後、高速道路を使ってテガルの港町へと向かうことになりました。これは私にとって初めての朝早い飛行機での移動となりましたので、その様子をお伝えします。
テガルは、中部ジャワの西端にある魅力的な港街です。州都スマランからの移動が距離的に近いのにも関わらず、マカッサルからスマランへのフライトは午後1便しか存在しないため、夕方にしかテガルに到着できません。このため、前日にジャカルタ経由での移動を選ぶこととなりました。マカッサルからジャカルタに朝一番の飛行機で飛べば、高速道路を使用して午前中にテガルまで移動することができるので、打ち合わせに間に合うということで決行した形です。この後の日程的にも別なスケジュールが詰まっており、このタイミングしか行くことが出来なかったため、覚悟を決めました。
マカッサル発5時30分発バティックエアID6265便がジャカルタ行の始発便となります。搭乗時間は5時となるので、搭乗時間を考慮すると空港に最低でも4時30分には到着しなければならない計算でした。始発便なので、まず遅れはありませんので寝過ごさないように気をつけながら、朝3時過ぎには起床しないといけません。
そして、出発の日。私はアパートを4時に出発、高速道路を駆け抜けながらマカッサル空港を目指しました。
幸い、前日にはWEBチェックインを完了していたので、空港での手続きはスムーズに行えました。
今回手荷物だけでの搭乗でしたが、荷物を預ける人々の行列は凄まじく混雑しており、チェックインに間に合うのだろうかと思いながら、すでにラスト・コールのアナウンスが響く中、ギリギリで制限エリアに入ることができました。
搭乗はバスで移動するのですが、もう最後の搭乗かとかなり慌てましたが、やはり荷物を預けに時間がかかっていた人たちが、その後ぞろぞろと人が増えてきて満席になりました。最終的には15分ほどバスで待つことになりました。
機内には個人用画面付きのエアバスA320が待っていました。
これまでの経験上、バティックエアの機体には画面がないことが多かったので、この日のフライトは特別なものとなりました。
やがて、東の空が明るくなり、日の出の時間が近づいてきました。夕方に出発する経験は何度もあったものの、日の出とともに出発するのは初めてです。この新しい経験と、朝焼けを眺めながらのフライトは、朝早起きした価値があったと感じさせてくれました。
新しい日の始まりとともにジャカルタへの出張が始まりました。