インドネシアの日常から一旦離れ、ヨーロッパの美しい国、スペインへ向かうことになりました。スペイン訪問は2017年以来のことで、前回は首都マドリードのみを訪れましたが、今回は地方都市も巡る予定です。インドネシアからヨーロッパへの旅は想像もしていなかったことですが、インドネシア滞在がもたらす新しい視点での海外遠征は、とても楽しみにしています。
ついにスペインへの出発日が到来しました。翌日の早朝にジャカルタを出発し、カタール航空に搭乗するため、前日にはジャカルタ入りすることにしました。長時間のフライトが控えているため、十分な休息を取り、最高の状態でジャカルタに到着したいと思い、フライトを慎重に選ぶことにしました。幸い、出発日はインドネシアの祝日と重なり、シティリンクで昼間に到着するフライトを選ぶことができました。最近、マカッサルとジャカルタ間の航空運賃は上昇しており、ライオンエアでさえも170万ルピア以上の料金が必要でしたが、シティリンクはライオンエアよりも少し安く、お得に乗ることができました。ライオンエアは遅延がひどいと聞いていたので、シティリンクで定刻に移動できる可能性が高いと感じました。
いつものようにアパートを出発し、マカッサル空港を目指しました。9月に入ってもマカッサルは快晴が続いており、飛行の日和でしたが、雨は一滴も降らず、7月から3ヶ月間ずっと晴れが続いています。水不足の影響は深刻で、前日も水力発電の不足により、地域を輪番で停電が3時間も続く状況でした。市民生活にも影響が出ているようで、雨が降ることを切に願っています。今回は約2週間の間、マカッサルを留守にするので、その間に状況が改善してくれればと思います。
空港に到着し、スペインへの長旅のため荷物が多く、カウンターで預けることにしました。しかし、大きなキャリーバッグの中身はほとんど衣類で、重さはそんなにありませんでした。スペインからお土産を持ち帰るスペースを確保するために、空間を残しておきました。シティリンクは、20Kgまでは無料で預けることができますが、帰りの荷物は、追加料金を多少支払うことにはなりそうです。
搭乗時間まで少し時間があったので、ラウンジで食事をとることにしました。今回の旅では、空港での滞在時間が長いため、ラウンジでの食事の機会も多くなりそうです。ヨーロッパは物価が高いと聞いていたので、無料のラウンジの食事は非常にありがたいと感じました。インドネシアも物価は上昇していますが、欧米に比べればまだ手頃な価格です。スペインでは少しでも節約しながら、美味しい食事などには惜しみなくお金を使いたいと考えています。
シティリンクはほぼ定刻に出発できそうで、幸先よく、まずはジャカルタへ向けて移動することにしました。
この新しい旅の第一歩を踏み出し、未知の経験と出会いに満ちたスペインへの旅が始まります。