マカッサル市の空の玄関口であるハサヌディン空港は、2019年のコロナウイルス大流行前から継続して工事が行われていました。 コロナウイルスの影響による旅行者の減少や資金不足などの財政的な困難に直面しながらも、工事は進められました。これらの困難を乗り越え、2023年9月には待望の南ターミナルがついにオープンしました。マカッサル発の国内線を利用する機会があり、この新しいターミナルを体験することができました。
マカッサル空港は「通称ハサヌディン空港(Bandara Internasional Sultan Hasanuddin Makassar)」という名前で知られています。 南ターミナルは2023年9月に開業し、Gate 1からGate 6までの6つの出発ゲートを備えています。一方、元々あった北ターミナルはGate 7からGate 12までとなり、ゲート番号も変更されました。この新しい施設は、3200人の乗客を収容できる設計となっており、大規模なフライトにも対応できます。
空港に到着して通常の荷物検査を受けた後、新しいターミナルの内部へと進みました。 Gate 10と11の間の搭乗口は以前の位置にありますが、南ターミナルへはかなり歩く必要があります。
現在、搭乗口ゲート部分のみが開業しており、チェックインカウンターなどの本館部分はまだ建設中です。本館が完成すれば、Gate 6と7の間を行き来できるようになり、さらに利便性が向上することが予想されます。
従来のターミナルの端にあった国際線のGateと待合場所が撤去され、より広いスペースが確保されました。
その代わりに、Gate 7と8が国際線専用に新たに設けられています。今後の国際線と国内線のGateの運用方法に変更があるかもしれません。また、南ターミナルには新しいラウンジがオープン予定で、現在はGate 12の前にある「コンコルディアラウンジ」の運営会社が担当する予定ですが、まだオープンしていません。
新しい南ターミナルの最大の特徴は、その開放的な空間です。
以前の混雑した搭乗口とは異なり、ゆったりとした雰囲気で、待ち時間も快適に過ごせます。
乗客の分散により、マカッサル空港全体の利用体験が向上しました。
空港が大規模化し、より快適な旅の始まりを提供するようになったことは、訪れる全ての旅行者にとって嬉しいニュースです。