マカッサル空港新ターミナルからの出発!ガルーダインドネシア航空で迎える特別な朝

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旅立ちの朝には、特別な感情が湧き上がるものです。今回の一時帰国に選んだのは、ガルーダインドネシア航空の早朝便。まだ夜の静けさが残る中、私はマカッサルのアパートを後にし、空港へと向かいました。新しい一日の始まりと共に、飛行機に乗り込むまでの様子をお伝えします。

早朝の出発とドライバーとの出会い

今回、一時帰国のために選んだのはガルーダインドネシア航空の朝便です。飛行機は朝7時発。まだ星が輝く暗い時間に、私はアパートを後にしました。空気はひんやりとしており、少し肌寒さを感じながらも、心の中はこれから始まる旅への期待で温かくなっていました。

GRABタクシーを呼んだところ、少し遅れて到着したのは、明るい笑顔を浮かべた女性ドライバーでした。普段なら後部座席に座るところですが、彼女は「前に座ってください」と誘導し、思わず助手席に座ることに。ドライバーは私が日本人だとわかると、興味津々で話しかけてきました。「日本の生活はどうですか?」「どうしてマカッサルに住んでいるのですか?」と、次々と質問が飛び出し、普段なら静かな車内がにぎやかな談笑の場に変わりました。

30分ほどの道のりは、まるで友人とのドライブのように感じられました。彼女は、マカッサルの観光地やおすすめのレストランについても教えてくれ、私もつい話が弾んでしまいました。空港に到着する頃には、彼女とすっかり打ち解けてしまい、なんとワッツアップの連絡先まで交換することに。彼女は「次にどこか行くときには連絡してね」と言い、私は苦笑いしながらも、彼女の親切さに感謝しつつ、マカッサル空港に足を踏み入れました。

空っぽのキャリーバッグと座席指定

マカッサル空港に到着し、手にしていた大きなキャリーバッグを転がしながら、ガルーダインドネシア航空のカウンターに向かいました。このキャリーバッグには、日本からの物資を運ぶ予定があるため、出発時点ではほとんど空っぽです。しかし、その軽さにもかかわらず、荷物を預けるときの手続きは慎重に行われました。空港スタッフは丁寧に対応してくれ、手続きを進める中で、私は座席の指定をお願いしました。

普段であれば窓側の座席を選び、空の景色を楽しみながらのフライトが定番ですが、この日はあいにくの満席で、指定されたのは真ん中の座席。窓からの景色が楽しめないのは少し残念でしたが、今回のチケットがセール価格のものであったことを考えると、やむを得ないことだと割り切りました。座席指定ができないタイプのチケットには、このようなデメリットがあることを改めて実感しました。しかし、そういった小さな不便も旅の一部。新しい経験として、どんなことが待ち受けているのかを考えると、次第にワクワク感が高まってきました。

新ターミナルでの朝のひととき

手続きを終えて、荷物を預けた後は、新しく生まれ変わったマカッサル空港の新ターミナルへと進みます。このターミナルは、以前のものとは比べ物にならないほどモダンで、広々とした空間が広がっています。高い天井に自然光が差し込み、清潔感あふれる内装に、旅のスタートが一層楽しみになります。

朝食をとるために、空港ラウンジを目指しましたが、まだ開いていないという不運な状況に遭遇。

スタッフに確認すると、あと10分ほどでオープンするとのことだったので、ラウンジ前の待合ベンチで待つことにしました。その間、出発ロビーの様子を眺めたり、手持ちのスマートフォンで旅のスケジュールを確認したりしながら時間を過ごしました。

ようやく5時40分頃になり、ラウンジが開くとすぐに中に入りました。落ち着いた空間の中、まずはコーヒーを一杯。そして、できたての温かい料理をプレートに取り、ゆったりと朝のひとときを楽しみました。

周囲はまだ静かで、私以外の利用者も少なく、贅沢な時間を味わうことができました。

太陽の昇る瞬間と共に搭乗

ラウンジでの朝食を楽しんだ後、6時30分には搭乗案内が流れ、いよいよ出発の時が近づいてきました。搭乗口に向かう途中、ふとガラス越しに外を見ると、ちょうど地平線の向こうから太陽が顔を出す瞬間に遭遇しました。

その光景は息をのむほど美しく、朝焼けのオレンジ色が空を染めていく様子は、新しい一日の始まりを象徴しているかのようでした。

太陽の光に照らされた新しいターミナルの姿は、それ自体が旅のワクワク感を一層高めるものでした。

搭乗口から飛行機へと歩を進める中で、この特別な瞬間を心に焼き付けようと、何度も振り返ってはその景色を目に焼き付けました。

ガルーダインドネシア航空の機内に入ると、まるで新たな旅が始まるかのような気持ちで、シートに腰を下ろしました。

今はしばしマカッサルと別れ、ジャカルタへのフライトが始まります。この特別な日の朝、太陽と共に飛び立つというこの体験は、旅の始まりを一層特別なものにしてくれました。

 

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