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【食の楽園マカッサル!】家族との最後の日を絶品料理と共に満喫!

マカッサル、インドネシアの素晴らしい食の楽園。家族との最後の日、この地の絶品料理をたっぷりと楽しみました。今回は、その一日の食べ歩きを紹介します。

絶品!マカッサルのコーヒー名店「コピ・ウジュン」

最初に訪れたのは、スイスベルホテルから歩いて行けるコーヒーショップ「コピ・ウジュン」からスタートします。

ここで提供されるコーヒーは、特に優れたトラジャコーヒーが飲めるお店としてかなり有名です。ここの店主はバリスタ・コンテストの審査員も務めているので、提供されるコーヒーは、高品質で満足したスラウェシのコーヒーを楽しむことができます。

お店自体はあまり大きくありませんが、マカッサルのお土産なども売っていて、コーヒーを飲みながらお土産を選ぶとこができます。コーヒーに合わせてスラウェシ産のカカオを使用したチョコレートをかじりながら飲むのが最高のひとときとなります。

コーヒー豆のお土産もありますので、マカッサルに行く予定のある旅行者でコーヒー好きの方は、ぜひこのコーヒーショップに立ち寄ってみてください。

伝統の味「パルバサ」を堪能

家族がマカッサルに到着した際、最初に食べたのは「チョトマカッサル」。しかし、同じくらい有名なのが「パルバサ」です。バルバサといえば、この店しかないと言われている「セリガラ」がおすすめです。個人的には、チョトマカッサルよりもパルバサの方が気に入っています。

具はチョトマカッサルと一緒で、牛の肉やホルモンなどが入っているだけなのですが、パンチが効いた香辛料とココナツの風味でなんとも言えない濃厚な味わいが絶妙で、一度食べるとやみつきになります。ごはんと一緒にスープカレーのようにして食べると満足感が味わえます。マカッサルの伝統的スープは何度食べても心に染みます。こちらの味を楽しむには「セリガラ」がおすすめ。私は「チョトマカッサル」よりも「パルバサ」の風味が気に入っています。その香辛料のきいたスープとココナツの風味が絶妙で、一度食べると病みつきに。

ジャランコテとピサンイジョ

パルバサの後は、締めのデザートとなります。マカッサルの名店「ムダムディ」に行きます。この店では、マカッサルのおやつ的な郷土料理であるジャランコテとバナナのデザートであるピサンイジョをいただきます。

ジャランコテ(Jalangkote)とは、パイ生地のような皮に包まれており、油であげたお菓子のようなものです。半円形で大きさは10㎝ほどある大きな揚げ餃子のような形をしています。半円の外側には皮をつなぎとめるために彫刻のようにきれいにねじってあります。一口食べると、中から細かく刻んだビーフン、野菜、ジャガイモ、卵などがたっぷり入っているのがわかります。甘酸っぱいスパイシーなチリソースをかけながら食べるのがマカッサル流です。

ピサン・イジョ(Pisang ijo)はバナナを使った甘いかき氷デザートとなります。ピサンイジョは、1本丸々の緑色のバナナが主役となります。バナナが熟す前の緑色の皮をイメージしていています。本物のバナナの皮は食べられないので、代わりに東洋のバニラと言われる甘い香りがするパンダンの葉で緑色に着色した米粉でバナナの皮をイメージしています。お餅のようなものでバナナの周りを包んでから蒸し加熱してあります。味付けはシンプルで、赤いシロップと、練乳、ココナツミルクと塩と米粉を少し混ぜたどろっとしたお粥のようなものをバナナの上にかけます。最後にかき氷をかけて冷たくして完成です。マカッサルの暑い気候と相性抜群で、家族と共に楽しみました。

マカッサルで家族との別れ

マカッサルの名物を味わい尽くした後、満腹感と満足感に包まれました。家族旅行の最後の日を絶品料理と共に過ごせたことは、本当に幸せでした。空港へ向かう車の中で、再びここを訪れたいと家族全員が感じました。マカッサルの魅力は食だけではなく、人々の温かさや景色にもあります。次回の訪問を楽しみにしています。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。