雨季のマカッサルはモールでぶらぶらが最高！雨を味方にする自分流の休日の楽しみ方
スラウェシ島の港町マカッサルに住んでいるのですが、通年で温暖な気候を楽しめるものの、特に11月頃から4月頃までは雨季に入ります。激しいスコールが突然降ったり、長く雨が続いたりするので、外を歩き回るには少し大変な時期。雨で予定が思うようにいかないこともあります。
そんなときに私がよく活用するのが、大型モールでのんびり過ごすプランです。モールの中には映画館、洋服、グルメスポット、カフェなど何でも揃っているので、雨宿りしながらでも一日中飽きずに楽しめます。ここでは、私が実際に利用しているおすすめモールをご紹介します。
雨季のマカッサルの特徴
マカッサルの雨季は、本当にあっという間に激しいスコールが降り出すのが特徴です。朝は晴れているからといって油断して外出すると、午後に雷雨に襲われることもしばしば。私も何度か急な雨に打たれてしまい、慌ててタクシーを拾ったり、道端の屋根のある場所に避難した経験があります。
道路の排水が追いつかない場所では冠水してしまい、バイクや車が立ち往生している光景を何度か目にしました。移動のスケジュールを立てるときは、なるべく時間に余裕を持つようにしています。また、街歩きには折りたたみ傘を常備し、靴は滑りにくく通気性の良いものを選ぶようにしてからは、雨季でもかなり快適に行動できるようになりました。
一度モールに入ってしまえば、飲食店やショップ、アミューズメント施設がいろいろあるので天候や移動の心配はいっさい不要。私は雨が強くなるとすぐにモールへ避難して、映画を見たり、カフェでゆったり過ごしたりしています。
マカッサルのモール
ここからは、私が実際に利用しているマカッサルのモールをいくつかご紹介します。それぞれ雰囲気が違っておもしろいので、その日の気分で行き先を変えるのも楽しいですよ。
Panakkukang Mall（パナックカン・モール）
私が住んでいるアパートから歩いて行ける距離にあり、一番利用頻度が高いモールです。マカッサル最大級のショッピングモールで、地元の人々にとっては生活の一部のような存在。衣料品、雑貨、電化製品、日用品から高級ブランドまで、なんでもそろいます。
飲食店も豊富で、フードコートやレストランがたくさん並んでいるので、お腹が空いたときも困りません。週末は家族連れでとても賑わうので、にぎやかな地元の雰囲気を味わいたい方におすすめです。モールを拡張工事中なので、今後どのような新しい店舗が入るのか今から楽しみです。
Trans Studio Mall（トランス・スタジオ・モール）
マカッサルで一番“都会的”な雰囲気を楽しめるモールで、ショップの数も多く、特に週末は大混雑。最初にここを訪れたときは、その広さに圧倒されました。
一番の魅力は、マカッサルで唯一雪に触れられる施設「Trans Snow World」があること。気温の高いマカッサルで雪を体験できるのは不思議な感覚です。雨が降っていても、こうした屋内アトラクションや映画館、飲食店が充実しているので一日中遊び放題です。
Mall Ratu Indah（モール・ラトゥ・インダー）
マカッサルで一番歴史のある老舗モール。私が初めてこのモールを知ったきっかけは、知り合いから「昔からあるけど、すごくおしゃれなモールだよ」と聞いたことでした。実際に訪れてみると内装がモダンで、ファッションブランドが並ぶエリアは洗練された雰囲気が漂っています。カフェやベーカリーが多いので、スイーツ好きな人にはたまらないスポットです。
Nipah Mall（ニパ・モール）
比較的新しくできたモールで、外観や内装のデザインがスタイリッシュ。
吹き抜けやグリーンがあちこちに配置されていて、雨季でも開放的な気分になれます。夕方に屋上へ行ってみること。晴れていれば、そこから見る夕日がとても綺麗で、思わず写真を撮りたくなります。
レストランも多彩で、日本食レストランもいくつかあるので、恋しくなる日本の味も気軽に楽しめるのが嬉しいポイントです。
雨の日こそモールに行こう
雨季のマカッサルはスコールで外出が制限されがちですが、それでもモールの存在を味方につければ、ショッピングやグルメ、エンタメを一度に満喫できます。私自身、雨に打たれて嫌だなぁと思うこともありますが、「雨の日こそモールへ行こう！」と思えば気分も上がります。「雨季のマカッサルはモールでぶらぶらするのが最高！」と実感しています。
