東ヌサ・トゥンガラ州の列島の中で一番大きな島であるフローレス島のマウメレに行くことになりました。マカッサルからマウメレまでプロペラ飛行機で移動します。
マカッサルからマウメレまでは、ライオン・エアの子会社であるウイングスエアでの移動となります。ウイングスエアの機材は、全てがATR72-500、600シリーズで統一されており、ターボプロップエンジン搭載のプロペラ機となります。インドネシアの地方の空港や離島への足として大活躍しています。
マウメレまで運行機材はATR72-500、当日の乗客は25名と、72名定員の35%ほどでマウメレに行くことになります。
ターミナルバスから降りると機体の近くを通って一番後ろの階段を昇っての搭乗となります。マカッサルの青空に白地の機体が映えます。
座席は7Aを指定してありますので、プロペラの真横となる位置です。
ターボエンジンの粉が窓に付着していて大分曇っており掃除して欲しいところではありますがこれからの外の景色の写真も若干曇りがちなのでご了承ください。
定刻の出発時間は11時05分ですが、既に全員が搭乗していますので、15分早めに出発となりました。
マカッサルからはいつもジェット機に搭乗しているので、滑走路端まで移動してからの離陸となりますが、プロペラ機は滑走路の途中から離陸となります。エンジン全開でプロペラを回して一気に上昇していきます。
いつもマカッサルからジャカルタ方面は、マカッサル市内を抜けるとすぐに海上となってしまうので海と雲と空の景色が続きますが、マウメレ方面に行く際は、南スラウェシの南側の陸地の上を抜けていきますので、いつもとは違った楽しみがあります。
澄み切った晴れの中、だんだん上昇していき、マカッサルの海を南下していきます。天候も安定しているので、ほとんど揺れなく気持ち良いフライトです。
プロペラ機からの景色は絶景なのですが、曇った窓は残念です。写真もフィルターがかかったように曇って霞んでしまいます。
空の景色を堪能していたらあっという間に着陸体制となりました。マウメレ湾のサンゴ礁が上空からでも良く見えます。マウメレもダイビングの聖地として有名なので、海の中はさぞかしキレイなのでしょう。
海が近づいてきて、陸地になったとおもったらマウメレ空港の滑走路です。定刻よりも25分も早く到着しました。
小さい飛行場なので、着陸からすぐターミナルです。
ドアが開き後ろの座席の乗客から順番に降機です。
マウメレの暖かい空気が心地よく顔に当たります。
これからフローレス島でどんな体験ができるか楽しみです。