【インドネシア渡航】東ヌサ・トゥンガラ州マウメレに行く!その6!
東ヌサ・トゥンガラ州フローレス島最大の街であるマウメレで朝を迎えました。海の近くのホテル滞在でマウメレ湾の素晴らしい景色を堪能しました。朝食では大盛り魚のスープをいただきます。
絶景の朝
マウメレ湾の海に面した部屋で一夜を過ごしました。いつも5時過ぎに目が覚めるので、海の様子はどうかと部屋の扉を開けると、目の前の海が、赤色に染まりかけていました。これは、素晴らしい朝またとないチャンスとなりました。
太陽が昇るころには、東の海の上には「うろこ雲」が広がっていて、マウメレ湾に浮かぶ小島が良いシルエットとなっています。
うろこ雲は、巻積雲(けんせきうん)というらしく絹積雲とも書くようです。白色で陰影のない非常に小さな雲片が多数の群れをなしていて、集まった魚の鱗や水面の波のような形状をした形をしています。
俗称で、鱗雲(うろこ雲)、鰯雲(いわし雲)、さば雲などとも呼ばれています。
うろこ雲は、日本では台風や低気圧が近づくと見られる雲で秋の象徴的な雲とされていますが、インドネシアは今乾季で雨が少ない時期にもかかわらず、うろこ雲が見ることができたのはラッキーかもしれません。
空が赤から一瞬で黄金色に染まっていくのは幻想的であります。赤色の鱗をまとった巨大な魚や龍が通り過ぎたかのような光景にうっとりします。海の波もおだやかで、うろこ雲の赤色が反射しています。こんな美しい世界があるのか、いや夢ではなくこれは今現実で起きている絶景に言葉もでません。
朝日が昇る海上に昇るにつれ、空の色が刻々と変わっていきます。うろこ雲も黄金色から白色の元の姿に戻っていきます。ほんの数十分ですが、すばらしいうろこ雲のショーを見せてくれたマウメレに感謝したいと思います。
大盛り魚スープの朝食
マウメレ湾の絶景を楽しんだ後は、お腹も空いていきましたので朝食に向かいたいと思います。ホテルでの朝食をなしにしたので、マウメレの街の食堂に行くことになりました。連れてってもらったのは、海が見えるレストランのようです。
奥の階段を昇って2階部分が眺望も良く、朝の海風がさわやかに通っていきます。
うろこ雲はすっかり消えてしまい、すっきりと晴れ渡った空と海がとても気持ち良い雰囲気です。
お店のおすすめを聞いたところ魚のスープがおいしいということで、注文することにしました。まず海を見ながらコーヒーを一杯いただきます。
スタッフとおしゃべりしながら待ちますが1時間以上経っても魚のスープが来ません。
いつもなら、いらいらしてくる時間ですが海の景色を見ていると心が休まるのか、料理が出てくるのが遅くてもなんとも思いません。
1時間半ほど経って、このままコーヒーだけで帰ろうと思ったところに、魚のスープが運ばれてきました。
注文は1つのはずなのに、大きな器が2つ到着します。1つの器もかなり大きく、4人で食べて十分な量なのですが、それが2つどーんと並んでいます。
魚はカカップ・プチ(kakp putih)と呼ばれるシロフエダイでした。かなり大きいものをまるごと一尾使っているようです。
白身がとてもふっくらしてスープと良く合います。ごはんも要るかと言われましたが、魚のスープだけでお腹いっぱいになります。朝から食べきれない量が来てしまったのですが半分は持ち帰りで包んでもらいました。マウメレの料理は、全て大盛りなのではないかと驚きながらの朝食でした。
次回に続きます。
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