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【日本帰国】まるでミステリーツアー!行先告げずに隔離ホテルに直行!

インドネシアからの帰国便で成田に到着。PCR検査やアプリ登録など入国前の水際対策の手続きを終え入国となりました。

2021年7月現在インドネシアからの帰国者は、これから10日間の隔離ホテル生活がスタートします。

空港から隔離ホテル入居までのプロセスをお伝えします。

成田空港入国者全員で全体行動

成田空港の税関を出たところで待機となり、全員が荷物を受け取り集合してからの出発のようです。

到着ロビーには、「TOKYO2020」の文字も見えますが、いよいよオリンピックが始まるという感じはせず、歓迎ムードとは程遠く寂しさも感じます。

9時30分に全員が集合したところで、移動開始です。成田空港第二ターミナルの1階国際線到着ロビーBから、到着ロビーAの方に荷物を持ってぞろぞろ歩いていきます。

今は休業中のBLUE SKYの前のベンチで迎えのバスが来るまで待機となりました。朝早い事もあり、インドネシア到着組以外の方はあまりいません。

一般エリアでバスを待つ!

入国前のPCR検査では陰性で入国してこれから10日間も隔離するというのに、一般の人と交われるような普通のベンチでの待機で大丈夫なのかと思いますが、誰も文句も言わず待っています。

目の前にはスターバックスの売店があり、久しぶりの日本でのコーヒーを楽しんでいる人や自販機でジュースを買いに行くなど監視員がいるのにも特に注意もされていませんでした。日本は自由な国だと実感します。喫煙しに行きたいという方もいましたが、タバコはダメのようです。

隔離ホテル行きバス到着

結局1時間も待ってようやく隔離ホテル行きのバスが到着しました。実は、バス到着までどこの隔離ホテルに入居するのかは誰も知らせていません。行先もわからないまま、バスに荷物を預け、乗車します。

バスの中に入ると異様な空間となっていました。

バスの座席はすべてビニールシートがかぶせられ、バスの全面以外の窓はすべてカーテンが閉められ、さらにビニールシートがかかった状態です。バスの蛍光灯がさらに異様さを引き立てます。

注意事項の掲載があり、マスクを必ず着用してシートベルトをして運転手には話しかけないでくださいとあります。

先ほど空港のスタバでコーヒーを飲める位ゆるゆるの感じとのギャップが笑えるほどいきなり厳重体制となります。

これからどこのホテルに連れていかれるか、窓の景色を見て確認することもできません。まるでミステリーツアーです。到着場所を知らせないで、着いた時のお楽しみ!の旅行です。

15名全員が乗り込んだところでアナウンスがあり第一ターミナルからさらに3名の乗車もあるそうです。隔離者18名揃ったところで、バスはいよいよ行先不明のホテルに出発します。

バスの前面が運転のため開いていますので大体の方向はわかります。いきなり高速道路に乗り遠方まで連れていかれるのかと思いきや、一般道を進んだのでこれは成田空港近くのホテルだと確信しました。

バスが進む道路をグーグルのナビで経路を確認したところ、隔離ホテルが判りました。

隔離ホテルは東横イン成田空港!

今回の隔離ホテルの行先は、東横イン成田空港でした!東横イン最大規模1,384室を誇るホテルが今回の滞在場所となります。東横イン成田空港のHPを調べると、現在休業中となっており厚生労働省が1棟まるまる借りている形になっているようです。

隔離が必要な国から成田空港に到着すると、まず東横インに案内されるようです。

バスは空港を出発して、10分ほどで東横インに到着しました。到着後は先に荷物をバスから降ろすためにバスの中で待機して、その後子供がいる家族が先におりました。

その後案内があり、まず入口でチェックインを行います。指定のブースで入国時に渡された検疫所宿泊施設登録書を提出します。

家族や夫婦の場合は同室での滞在が認められるようです。滞在のしおりを渡され、期間中3回のPCR検査がある等の注意事項が説明されます。

なにか個別に質問がある場合は、コールセンターに電話して相談して欲しいとのことで、過ごし方の詳細はしおりを読んでくださいとの事です。

毎朝体温を測る作業があるので体温計を渡され部屋番号が決定されます。

自分の荷物を持って、昼食が入った袋と500mlのペットボトルの水2本を持って、部屋に入室となります。

飛行機到着から4時間後に入居完了!

部屋に到着した時間は11時20分です。飛行機が成田空港を到着してから4時間後となりました。

今回振り返ってみると意外とスムーズに進んだ方なのではと思います。たまたま到着した人数が少ない早朝便で到着し入国手続きを経て隔離ホテルまで4時間かかったことを考えると、夕方に到着便が重なる時間ではさらに時間がかかる可能性があります。

10日間の隔離がスタート

ちなみに隔離ホテルに関わる、宿泊料・朝昼晩の食事代・PCR検査料金はすべて無料だそうです。これから、10日間部屋から1歩も出られないという日本の水際対策で最長の強制隔離ホテル生活がスタートしました。

明日は隔離ホテル生活の様子をお伝えします。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。