【インドネシア渡航】成田空港での入国!ハンドキャリ-商業サンプルの輸入手続きの仕方!
マカッサルからバリ・マナドを経由して成田空港に到着しました。今回は商業サンプルを積んできていますので、手続き方法などもお伝えしたいと思います。
成田空港到着
ガルーダ・インドネシア航空を乗り継いで成田空港に到着しました。
昨年末以来の帰国なのでそんなに時間が経っていませんが、冬から春の季節に代わり暖かくなってきた感じです。ただ、暖かくなったとはいえインドネシアの気温よりは大分低いので、半袖の上にカバンの中に入れてきた長袖パーカーを出してから降機していきます。
検疫は画面を見せるだけ
日本到着前にVisit Japan Webを入力済みでありますので、青画面を見せる準備をしていきます。空港内を検疫まで誘導していく形で、歩いていきます。途中振り分けがあり、画面を見せてくださいと何度も声をかけられて、青画面であれば、ほぼチェックなしで済みました。QRコードの読み込みなども廃止されたようです。検疫終了の証明の紙も渡されなくなって大分簡略化された感じになっていました。
2023年4月5日の改正では、日本入国時に空港検疫でのワクチン証明書又は陰性証明書の確認がなくなったようで、税関申告だけのアプリに変わるそうです。さらに5月8日からはワクチン接種回数を問わずPCR検査の陰性証明書も要らなくなるようで、ようやく日本到着の混雑からも解消されそうです。顔認証ゲートで楽々入国となりました。
商業サンプル手続き
飛行機の降機から15分ほどで荷物受け取り場所までやってきました。預け荷物はまだレーン上に流れる前に到着できました。
マカッサルで預けた荷物と商業サンプルが無事受け取れるのか、ドキドキしながら待っていましたが、発泡スチロールの荷物が流れてきました。箱の損傷もなく、ちゃんと日本まで運び込まれてきました。
税関アプリで、商業サンプルの申告を入力してあるので、係員に中身の説明と輸出書類の提出を行います。輸出書類は、インボイスとパッキングリスト、衛生証明書などを作成して事前に輸出許可書を発行してもらっています。商業サンプルの場合ノーコマーシャルバリュー扱いでも、HSコードを確認して商品価値に対する関税を支払う必要がありますが、対象商品が日本インドネシアEPAの特恵関税が0%のおかげで関税の支払いは免除となりました。別途、インボイスの価格に対しての消費税を支払う必要があるとのことで、書類を作成するので少し待つことになりました。その書類を税関の窓口に持っていき、消費税を現金かクレジットカードで支払いをすれば終了です。輸出書類を持たないで商業サンプルとみなされてしまうと、税関で質問攻めにあいますので、きちんと書類を準備してきたおかげで、スムーズに手続きができました。
クール宅急便で送付
サンプルの中身は冷凍品だったので、配送途中で解けてしまわないか心配でしたが宅急便ですぐにサンプル送付の手続きをします。発泡スチロールのままでもクール宅急便で運べるが、冷凍が中まで行き届かない恐れがあるとのことで、ダンボールに移し替えを行いました。
開封作業をしましたが、まったく解けた形跡がなく保冷剤もちゃんと機能していました。マカッサルから成田まで15時間位経っても中身は大丈夫でした。サンプルの発送作業もできて、安心して自宅まで帰ることができます。
商業サンプルを持って電車やバスには乗れないので、日本はクール宅急便があり本当に良かったと感謝しながら空港を後にしました。
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