一時帰国で成田空港に到着しました。ここから茨城の自宅まで電車で移動するのですが、今まで気が付かなかったルートを発見して試してみることにしました。乗り継ぎがうまくいけば２時間で自宅の最寄り駅まで帰ることができる最速なルートとなるようです。
成田空港がある千葉県と自宅がある茨城県は隣接している県同士ですが、利根川や霞ヶ浦があるおかげで距離的には近いのですが、時間がかかります。高速道路で移動できると東関東道や圏央道などを利用すれば比較的早く到着することができますが、成田空港と水戸を結ぶ高速バスは運休が続いていて再開の目処が立っていません。仕方ないので電車移動となると常磐線沿線まで移動する方法があるのですが、いつもJR成田線で我孫子まで行き常磐線に乗り換えして帰宅していました。成田空港駅と成田駅の総武線と成田から我孫子までの成田線が意外と乗り継ぎが良くなく待ち合わせ時間が長くなります。さらに我孫子は常磐線特急が停車しないので、土浦まで普通電車に乗るかそのまま水戸方面まで行くのか、迷うところでもあります。しかも、昼間の時間帯は土浦止まりの電車が多く何度も乗り継ぎする必要もあります。
成田空港駅は、JR線と京成線が隣同士である駅になります。いつもは何も考えずに常磐線に乗ることばかりを考えて、JR成田線に乗ってしまうのですが、京成線のアクセス特急がちょうど出発するので、これに乗ってみようということになりました。新鎌ヶ谷駅で東武線に乗り換えると柏で乗り換え、さらにちょうど良い時間に常磐線特急ときわに接続することがわかりました。早速、京成線乗り場に行くことにします。
成田空港から成田スカイアクセス線を通る特急電車ですが、スカイライナーとは違い特急料金が要らない電車です。ジップエアが朝８時に成田空港に到着して検疫、入国、荷物受け取り、税関とすべてノンストップで到着ロビーに来ましたが、成田空港駅で8時28分発のアクセス特急に乗ることができました。次のアクセス特急の時間８時51分発でも常磐線特急の時間に間に合うのですが、飛行機を降りてから奇跡的に28分後の電車に間に合ってしまいました。
ちょうど、席と席の間に荷物置き場が設置されているのでキャリーバックを持っていても邪魔にならず助かります。乗車後すぐに発車しました。時速160kmのスカイライナーと同じ線路を高速で移動するため乗り心地はなかなか良い感じです。東武線の乗り継ぎ駅である新鎌ヶ谷駅までは５駅、37分で到着します。
ここから東武アーバンパークライン線に乗り換えしますが、乗り継ぎ時間10分で柏行きの電車に接続するようです。初めて新鎌ヶ谷駅に来ましたが、私鉄同士でも乗り継ぎがしやすいように隣接してありスロープやエレベーターを使用すれば、大きなキャリーバックを持っていてもそんなに苦にならない感じでした。５分ほどで東武の新鎌ヶ谷駅のホームまで到着しました。こちらも調度良い時間で柏行の電車が到着です。新鎌ヶ谷から柏までは６駅なのですが、距離にして10Kmしかなく意外と柏に近いことがわかります。各駅に停車して20分で柏駅に到着です。
柏駅は常磐線と東武線があるターミナルで駅も隣接してあるため、こちらも乗り継ぎはしやすくなっています。
１本早い電車で柏駅に到着したので特急ときわの時間まで15分あるので、柏駅改札内のコーヒーショップでパンとコーヒーを頼むことにしました。
モーニングメニューとして、ポテトサラダサンドとコーヒーで290円と激安でした。日本の物価が高くなったと言われていますが、外食はまだまだ安いと感じます。インドネシアでも空港などでコーヒーとパンを買ったら50,000ルピアほどは必要なので、290円でおいしい朝食が食べられる日本は幸せだなと感じます。
特急電車の時間が迫ってきたので、急いで食べてホームに移動します。
柏で最後の乗り継ぎを終え特急で移動するだけです。
初めて京成と東武を利用したのですが、柏でうまく特急電車の時間に合うと最短2時間で帰れるようです。乗り継ぎが多い割には、移動が苦にならず大きな荷物があっても問題ありませんでした。成田線の我孫子乗り換えや、スカイライナーで日暮里や上野で乗り換えるよりも効率的で快適でした。高速バスが再開するまでは、次回からこのルートを利用して帰るようにしたいと思います。
茨城の車窓の風景をみると故郷に帰ってきたなと感じます。マカッサルから比較的予定した通りに移動することができました。