(第3回)ナトゥナ島へ行ってみた! 不便さが逆に魅力的かもしれません

Indonesia

ナトゥナ島で過ごすためのの移動、食事、宿泊などをご紹介します。

観光地化されていないので不便なところもありますが、素晴らしい魅力をご紹介します。

ナトゥナ島に滞在しよう!

移動はレンタカー!

ナトゥナ島を訪問して一番問題となる事が、島内部の移動かもしれません。

これまでのところ観光インフラは整っていないので、公共交通機関は非常に限られています。

空港を降りても、タクシーやグラブ、ミニバス、ベチャのような交通機関が見当たりません。

唯一の方法は、レンタカーを借りることです。

空港で交渉してレンタカーを探すか、もしくはホテルまで白タクで向かい、ホテルでドライバー付きのレンタカーをお願いしましょう。

観光客はほとんどいないので、需要がない事が一番の原因ですが、

ナトゥナの人々は非常に友好的ですので、親身になって探してくれます。

ナトゥナの人々はムスリム多い!お酒はあるの?

ナトゥナ島はイスラム色が強く、全人口の97%がイスラム教徒であるとされています。
街の中心に大きなアグン・ナトゥナ・モスクがあります。

ムスリムが多いので、お酒は目立ちませんが、

缶ビールを扱っている商店で買ってお店で持ち込みで飲むことは可能です。

冷えてませんので、お店でバケツに氷水をいれてもらい冷やしながら飲みます。

黒いビニール袋に入れてこっそり飲みましょう。

島の人々は漁業と政府関係者ばかり

地元住民のほとんどは漁師や軍人や政府関係者として働いています。

漁業については、ナトゥナ近海が好漁場であるため、政府が漁民を増やす政策をとっており、国営企業が漁民から集めた魚をジャカルタへ送っています。

農業は産業規模ではなく、島の内部で食べる分だけの小規模な農園です。

軍事基地が島の所々にあり、島に4000名位の軍関係者がいます。

ナトゥナ近海には、大量の天然ガスが埋蔵されていて、今後開発が期待されています。

ナトゥナ島で食事をするならココ!

島内では、新鮮な食材を使った料理を出すレストランを紹介します。

Natuna Food

味とボリュームが満点のシーフード料理店です。味付は中華系です。スパイスの使い方が上手ですので、ここの料理は、間違いなくナトゥナで一番おいしい料理屋です。

Awen Pesisir

場所は海の上まで突き出ていて海の風にあたりながら食事できます。

料理も新鮮な魚を使った料理が美味しいです。

食べ物が来るまでの待ち時間が長いので、前もって食事メニューを予約すると良いでしょう。

ちょっと細い路地を入った場所にあるため、地元の人に聞きながらお店に向かってください。

SISI BASISIR

お店が海の上まで突き出ているので、見晴らしが非常に良いお店です。

シーフードはもちろんですが、カリカリのフライドチキンが美味しいです。

おすすめホテル!

実際ナトゥナで宿泊した2つのホテルを紹介します。

Hotel Tren Central 

2019年のオープンした新しいホテルです。

部屋の中の大きなベットがあり、清潔感もあります。

エアコン、テレビ、トイレ、シャワーなど必要な設備が整っています。

部屋のグレードはあまり変わりませんが、温水シャワーが出る部屋は少し高くなります。

また、ナトゥナ島独特の建物の造りなのか不思議ですが、部屋に窓がない部屋がたくさんあります。

暑いので窓をなくしてしまってったのか不明ですが、部屋にいると閉塞感を感じるかもしれません。

WiFiは高速ですので、パソコンで事務作業する上では、非常に助かります。

Alif Stone Park

巨石が集まるアリフ・ストーン・パーク内に作ったゲストハウスです。

美しい自然環境の敷地内に位置し、巨大な石をそのままに部屋を作ってありますので、部屋の中に巨石がそびえるという変わった部屋です。

また、海の上に建ててありますので、部屋の床下から波の音が響きます。

ハンモックのある展望台で海を見ながらのんびりしたり、海の上のブランコなどフォトジェニックな世界が満載です。

どこを見てもナトゥナの素晴らしい景色と一体となっています。

自然とともに過ごす体験は、一生の思い出となります。

まとめ

現代社会は、テクノロジーに囲まれ、衣食住では不自由のない生活が可能です。

インドネシアでもジャカルタを中心にグラブやゴジェックのようなITサービスも拡大しています。

しかし、インドネシアの離島に関しては、まだまだ、開発が遅れています。

そこに大きな魅力を感じる事が多くなりました。

不自由だからこそ得られる知識や経験は、ITの世界では味わう事のできない、最後のリアルかもしれません。

日本も、ITが無かった昭和の時代でも不自由なく生活できていましたが、

今となっては後戻りはできないでしょう。

だからこそ、未開発のナトゥナ島の様な離島での生活が、なにか懐かしくもあり、地元の人々とふれあいながら、時間を過ごせることの大切さ、ありがたさを感じています。

 

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