ウルワツからタクシーで出発しバリ島西部の街ヌガラまで移動することになりました。バリ島を4時間以上かけて移動する様子をお伝えします。
バリ島南部のウルワツのビンギンロッジを出発したのが10時20分、ここからデンパサール空港に向かって走っていきます。
ちょうど11時にデンパサール空港まで来ることができました。ここまでは車が多いのでノロノロ状態が続きます。空港からはバイパスがあるので、多少スピードはあがりましたが、週末ということで観光客がかなり増えていて今度は渋滞に巻き込まれてしまいました。
空港から1時間経過した12時時点では、先日訪問したアトラスビーチクラブ付近のチャングーまでしか移動できませんでした。道が細いところにカフェ・ショップなどが乱立しているため思うように動けない状態です。
さらに1時間後の13時にタバナンの街に到着しました。ここからヌガラまでのメイン通りの国道1号線になって多少道幅が広がりますので走行速度もあがりますがまだ70km以上あります。
13時を過ぎたところで、あと1時間で着くことは難しそうと判断し到着時間が遅れると連絡を入れました。昼食を食べる時間もなかったので、道路添いにある市場の果物屋さんを発見しランブータンを購入しました。1Kg 2万5千ルピアで袋いっぱいに入れてもらい、みずみずしいランブータンを食べながら移動していきます。
田園が続く山道をくねくね曲がりながら内陸部から海沿い方向に向かいますと、ヤシの木の間から海岸が見えてきます。絶景の海を左手に見ながら走行するのでとても快適ですが、途中天候が悪く雨が降ったり止んだりしながら海岸沿いを進んでいきます。
14時時点で、サーフスポットで有名なメデウィビーチ付近まで来ました。晴れていればとても美しい海岸線を見ることができますが、あいにく海は灰色の状態です。ここから目的地までは約25Kmとラストスパートとなります。
ここから若干内陸に入るため海は見ることができなくなりますが、国道1号線を左折してまた海の方向に向います。のどかな農村が左右に広がります。目的地はジェンブラナ県のプランチャ(Perancak)という農村地区です。北西方面は川が流れていて南部は海に囲まれている半島のような場所となります。14時40分に本日滞在のエイトリゾートに到着することができました。
4時間20分と当初の予定よりも1時間あまり多く時間がかかってしまいましたが無事にヌガラまで来ることができました。時速に換算すると約28km/hと市街地が多いバリ島内の移動は想定よりも時間がかかります。
バリ島デンパサールとヌガラを抜けた西部のギリマヌクを結ぶ幹線道路の国道1号線は、大型トラックや観光バスが多く渋滞や事故も多発しているようです。タマンアユ寺院で有名なムングウィ付近からジャワ島への玄関口となるギリマヌクまで高速道路の建設が開始されたそうです。通常5時間以上かかるところを1.5時間から2時間まで時間が短縮されます。完成は2028年を予定しているようですが、高速道路が完成すれば、デンパサールからヌガラまでは1時間半ほどで移動が可能となるので、バリ島西部地区のヌガラにとっては、観光地としての経済発展が期待されています。
次回は、エイトリゾートでの滞在の様子をお伝えします。