インドネシア・マカッサルはスラウェシ島で一番大きな都市であり、イスラム教が多い都市でもあります。金曜日は、男性の礼拝の日であり、午後、男性はモスクに行きお祈りをしに行きます。
そんな、マカッサルで豚料理を出すお店が何件かあるのですが、そのひとつである「NEW LAYレストラン」をご紹介します。
表の看板にはチャイニーズ・レストランと謳っていますが、メニューをみると、ナシゴレンにミーゴレンとインドネシア料理であり、中華料理ではないことがわかります。
もちろん、豚があるのでイスラム教のムスリム達はまったくお店にいませんが、マカッサルでも一定のムスリム以外の人達がいて、支持されているのでしょう。
大通りから1本入った路地にあるため、わかりにくいところにあります。また、看板だけみると、夜のお店のような雰囲気ですが、中に入ると、いたって普通の食堂です。
看板メニューは、豚のケチャップソースで、いわゆる豚の角煮のようで、骨付で柔らかく煮てあります。甘辛味で八角を使って香り付けしているところが中華らしいですが、とてもおいしく仕上げています。
次にNEW LAYと店名を冠したナシゴレンを注文。マカッサルのナシゴレンは、ジャワと違い赤いナシゴレンであり、シーフードを頼みましたが、エビと豚がミックスに具材として使われているところが面白いです。ポイントにバクソ(ミートボール)が入っているのも変わっているところでした。
またまたミーゴレンもソース仕立ての焼きそばで、こちらは焼豚と豚のホルモンが入っていました。麺も太麺で、なかなかマカッサルで見ないタイプの麺ですので、味の日本のソース焼きそばに近く、とても美味しかったです。
この店のほとんどのメニューは、普通盛、スペシャル盛、ジャンボ盛、ジャンボスペシャルと4つのボリュームで選べます。今回4名で食べたのですが、ナシゴレンもミーゴレンも普通盛で、4人でシェアしても十分すぎる位のボリュームです。値段もナシゴレンが370円、ミーゴレンも400円程とかなりリーズナブルでした。
ビールもある店ですので、ナシゴレンとミーゴレンと豚の角煮で充分おつまみになります。
ビールは冷えていないので、前もって連絡して冷やしておいてもらい、次回違うメニューを頼んでみたいと思います。
マカッサルで豚の美味しい店を見つけられて満足な1日でした。
お店の場所