インドネシアの入国時の隔離がとうとう無くなります。バリやバタム島などで先行して隔離なしの入国を実施していましたが、ジャカルタ・スカルノハッタ国際空港からの入国など全国で入国後の隔離を不要とする方向に固まりました。
インドネシアのサンディアガ・ウノ観光・創造経済大臣は、3月22日に発出する回状で、海外からの入国者が入国後の隔離を不要とする方針を全国で適用すると発表しました。
入国時に空港などでPCR検査を実施するだけになりそうとのことです。試験的にバリ島やバタム島、ビンタン島で実施されている隔離なし入国条件は、ワクチンを2回以上接種していることで入国時と入国後3日目にPCR検査が必要でした。今回から3日目のPCR検査も不要となる見込みです。
インドネシア全国での隔離なし条件を感染状況を見て4月1日から実施予定していましたが、感染状況が落ち着いているため前倒しで実施されるようです。バリ島など先行して隔離なしを実施した結果、陽性率は低く感染も広がっていないことで成功したとみなされ、同じような条件で全国に広げようという動きになりました。
ホテルでの強制隔離もついに無くなる日が来ました。ようやくといった感じで、より日本とインドネシアを行き来しやすくなって、本当に嬉しい限りです。2月にインドネシアに来た時には隔離が5日間ありましたが、この1か月ほどで、隔離がなくなる日が来るとは想像もしていませんでしたが、大きな改善となります。
隔離があるだけで必然的に渡航頻度が少なく長期間の滞在となっていましたが、これからは自由に渡航日を設定でき短期出張も可能となります。今後はワクチン接種していれば、PCR検査など不要となれば、渡航ハードルがさらに下がってくると思いますので、期待したいところです。
あとは、インドネシアから日本に戻る際に日本側での3日間の隔離はまだ解除となっていません。こちらの解除がいつになるのか注目です。