インドネシアでの新型コロナ感染拡大が始まってしまいました。1月29日と30日で確認された新規感染者が1万人を超え、2021年9月1日以来となり1万人を超える感染者を記録してしまいました。今後の感染拡大が現実となっています。
インドネシア保健省によると、1月29日に11,588人、30日に12,422人となったことを発表しました。1週間前の23日は2,925人でしたので、4倍以上の増加となってしまいました。
2022年1月30日時点の新型コロナ感染者合計は4,343,185人となり、4,137,164人が治癒、144,303人が死亡してしまいました。
GISAIDによるとインドネシアでのオミクロン株の発生は、1月30日時点で2,507症例になったと発表しました。これで、シンガポールを抜いて東南アジアで1番感染者が多い国となってしまいましたが、世界131国で感染が確認されオミクロン株に感染が置き換わっていますので仕方のないことではあります。
https://www.gisaid.org/hcov19-variants/
日本でも新規感染者が7万人を超えている状況ですので、インドネシアは日本の人口の2倍以上いますので、この右肩あがりの感染者急増はピークがいつになるか見えない状況ですが、どこまで感染者が増えてしまうのか心配ではあります。インドネシア政府によるとオミクロン感染者数は、2月2週目にピークを迎えその後減少すると予測されていますが、どうなるでしょうか。
インドネシアで行われている社会活動制限(PPKM)ですが、1月31日までの期限で、ジャカルタ都市部などではいまだレベル2の状態となっています。
ショッピングモールやカフェなどでは、来客数の50%制限で夜21時までの営業、スーパーマーケットやコンビニ、市場は来客75%制限で営業などの制限となっていますが、2月からの新しい制限が加えられるのか注目されます。
社会活動もまた制限が強化されてしまいますと、経済的に困ってしまう人も増加してしまうので、インドネシア政府の新型コロナ対策がどうなるのか、新しい情報を待ちたいと思います。