【インドネシア】急増!新規感染者3万人超え!
インドネシアの2月4日発表された新型コロナウイルス新規感染者が32,211人と半年ぶりに3万人を突破してしまいました。ジャカルタの感染者が13,379人となり首都圏を中心に広がっています。検査の陽性率も10%を超えており、感染拡大のピークが見えない状況です。
首都圏中心に拡大
2月3日の感染者数を地域別に確認すると
ジャカルタ特別州 13,379人
西ジャワ州 7,690人
バンテン州 4,370人(過去最高)
この3地区だけで2万5千人を超えていますので、約79%が集中しています。2月3日から外国人観光客の受け入れが始まったバリ州でも1,789人と増加しています。
1日あたりの陽性率は10.29%と2桁となりました。
ジャカルタの感染者が一番多かった日が、2021年7月12日の14,619人でしたので、数日中には過去最高を突破してしまうことが濃厚となっています。
また、インドネシア全体の感染者数の過去最高だった日は2021年7月15日の56,757人でしたが、こちらも感染拡大ペースを考えると、今月中に超えてしまいそうです。
デルタ株時の6倍にも
ブディ・グナディ・サディキン保健相によると、オミクロン株による新規感染者数はデルタ株より最大6倍になる可能性があると警告しています。オミクロン株の感染力が非常に高いため、過去のデルタ株のピークに比べ他国では3~6倍に増加していることを例にインドネシアでも30万人以上が1日に感染する可能性があり注意が必要とのことです。
2021年7月はインドネシアで感染者が急増し、医療崩壊が起こり、酸素がなくなるといった事態でインドネシア駐在員がチャーター機で帰国するなど大騒ぎした時でもありました。デルタ株よりオミクロン株は軽症で済むとの報告もありますが心配でなりません。
この感染拡大はもう少し続きそうなので、感染対策を十分にして行動したいものです。
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