ジャカルタに来たら必ず1回は食べに行く「俺の餃子」を紹介したいと思います。
俺の餃子 通称「俺餃(おれぎょう)」です。
ジャカルタに駐在している日本人は知らない人がいないのではないかと言われる位の有名なお店です。
正式な店名はSuper Suikiaw(すごい餃子)といいますが、みんな「俺餃」と言います。
ジャカルタの北のエリアがコタ地区と呼ばれ、いまだに昔ながらのカオスなジャカルタが残るエリアで、今回お勧めする餃子のお店があります。
場所は、ジャカルタ中心から北へ伸びる、ハヤムウルク通リとマンガブサール通リの交わる近くにあります。
マンガブサール通リは、車通リが激しく、路駐して客待ちしているバジャイ(3輪タクシー)をよけながら、お店に向かいます。
夜になるとドリアン屋台が数多く設置され、ドリアン独特のねぎが腐ったような香りが漂う通りの中で、餃子の焼く香ばしいにおいに誘われます。
店内は円卓やテーブル席に分かれていてゆっくりと食事を楽しめます。
平日も週末も夜になれば大賑わい。中華系インドネシア人客もいますが、ほぼ全員日本人客という日もあります。
日本人が多いので初めて訪れる人でも安心感がありますね。
豚が食べられるお店ですので、ムスリムはいません。
2階には個室もあり団体さんが飲みに来ます。
メニューに写真と日本語も書いてありますのでジャカルタ初心者でも、気軽に食べに行けるおすすめのお店です。
まずは最初に、スーパーディギンマシン(すごい冷たい機械)に入ったビンタンビールを頼みましょう。キンキンに冷えたジョッキと瓶ビールを持ってきてくれます。
ジャカルタでも最近ビールが飲める店が多くなっていますが、ビールが冷えていない事も多くがっかりすることもありますが、俺の餃子は違います!
ジャカルタの暑さを吹っ飛ばす、冷えたビールがいつでもある事もこのお店が支持されている証拠でしょう。
次に、餃子を頼みましょう。
餃子の種類は30種類程あり、どれにするかかなり悩みますが、
初めての来店の場合は白菜餃子を特におすすめします。
まず焼き餃子でお願いし、食べ終えたら、水餃子にしましょう。
とにかく、うまい!
もっちりとした皮に包まれた、白菜と豚ひき肉の相性が抜群です。
俺餃ママ特性のニンニクたっぷりの餃子のたれにつけて食べましょう。
口に入れた瞬間、熱々の肉汁がたっぷり出ますので、ヤケドに注意しながらハフハフ食べます。
餃子とビールの相性バツグンです。
エビ餃子もおいしいので、おなかに余裕があれば是非試してみてください。
もちろん餃子以外の料理もいろいろそろっています。
麻婆茄子や空心菜炒め、チンジャオロースも絶品です。
味も日本人好みに仕上がっていますので、食べやすい中華です。
最後のシメは、たまごチャーハンがおすすめです。
インドネシアのお米にピッタリのパラパラチャーハンで、タマゴがうまく絡まっていています。量が多いので、みんなでシャアしましょう。
コタ地区が初めての人は、夜中に来ると少し怖い感じもありますので、なるべくフラフラ歩かず、タクシーで訪問しましょう。
俺の餃子以外もこの付近は、中華系のお店がたくさんあります。
おかゆがおいしい店も多くありますので、食べ歩きしてみると良いでしょう。
また、この地区はバビ(豚)が食べられるので、インドネシアに来てアヤム(鶏肉)ばかりたべていると、急に豚が食べたくなります。そんな時は、コタ地区に来ましょう!
俺の餃子の50m先には、俺の家ラーメン(おれんちラーメン)もありますが、同じ系列ではありません。
俺の家ラーメンは、日本人シェフもいるので、こちらもおすすめです。飲んだ後のシメのラーメンおいしいです!