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日本風パンケーキ店「Pan&Co.(パンとコー)」に行ってみた!

インドネシアのマカッサルに、新たな食文化の波が到来しています。日本仕込みのパンケーキの味を楽しめる「Pan&Co.(パンとコー)」がオープンし、地元マカッサル人にも高い注目を集めています。パンケーキの味を確かめにお店に行ってみました。

「Pan&Co.」は、ジャカルタ首都圏、バンドン、スラバヤ、ロンボク、バリ、マカッサルなど、インドネシアの主要都市で店舗を展開しています。店のオーナーはインドネシア人で、彼は日本での留学経験中に本格的な日本のパンケーキの美味しさに魅了され、2019年に自らの店を開業するに至りました。店内は活気に満ち、明るいイエローが基調のインテリアは、訪れる人々を自然と明るい気持ちにさせます。また、インスタグラムでシェアしたくなるようなフォトジェニックな空間も人気の秘訣です。

店内に足を踏み入れると、焼き立てのパンケーキから立ちのぼる甘い香りに誘われます。ここで提供されるパンケーキは、「最も本格的な日本のふわふわパンケーキ」と称されるほど。注文を受けてから一つ一つ丁寧に焼き上げるため、20~30分の待ち時間はありますが、それに見合う価値は充分にあります。一定温度でじっくりと焼き上げられるパンケーキは、外はカリッとして中は驚くほどふわふわ。ベーキングパウダーや重曹を使用しない独自のレシピで、素材の味がしっかりと生きています。

特に人気のメニューは「ふわふわパンケーキ」で、「抹茶小豆」、「チョコレートバナナ」、「バブルチーズ」といったバリエーションがあります。私が訪れた際は、オリジナルプレミアムパンケーキ(49,000ルピア)を注文しました。

このパンケーキはプリンのように揺れるほど柔らかく、たっぷりのクリームとともに、サイドにはアイスクリームが添えられています。このふわふわとした食感と優れた味わいは、一度食べたら忘れられないものです。パンケーキの味わいは、ほのかに感じるバニラの香りが豊かさを加え、クリームとの組み合わせが絶妙です。さらに、サイドのアイスクリームが冷たい甘さで、ふんわりとした温かいパンケーキとの対比が楽しめます。

このほかにも、店ではバーガーやスパゲッティ、ドリアなどの洋食メニューを提供しており、日本食のお弁当セットもあります。これらのメニューは、特に日本人観光客には親しみやすい味わいで、マカッサルの食文化に新たな風を吹き込んでいます。

価格面では、マカッサルの市場価格と比較してやや高めですが、そのクオリティと味わいを考えれば納得の範囲です。日本のパンケーキが恋しくなった時、また様々なフレーバーを試しに訪れたいと思います。

店舗情報:

住所: Jl. Boulevard No.A1 No.5, Masale, Panakkukang, Makassar

営業時間: 午前10時から午後10時(ラストオーダーは午後9時半)

インスタグラム: https://www.instagram.com/panco.makassar/

支払い: カード可、税10%、サービス料5%

追加情報: マカッサルのTrans Studio Mall内にも店舗があります。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。