【インドネシア】マカッサルの近所のパサールで買い物!

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マカッサルで生活していると、日常の買い物はスーパーマーケットが主流となっていますが、先日近くの伝統的市場(パサール)で初めて買い物をしました。マカッサルのパサールについてお話したいと思います。

市場の定義

パサールとは、インドネシア語で「市場」の意味になります。市場とは、商品やサービスの交換を促進するために、様々な関係者が集まる場所になります。関係者とは、通常売り手と買い手に分けられ市場は売り手と買い手が直接物理的な形で売り買いするだけでなく、オンラインなどで仮想市場の形をとることができます。今回話題にするパサールは伝統的市場のことを指すことにします。

パサールとは

パサールは、売り手と買い手の出会いの場所であり、買い手と売り手の直接の取引によって交渉され売買が行われます。パサールは通常、売り手または市場関係者によって建設された建物や屋台などが集まっていて、ほとんどが、魚、果物、野菜、肉、食料原料、衣料品、電化製品などの日用品を販売しています。買い手が市場に簡単に行けるように住宅地の近くにパサールが存在しています。

パサールに対して、セルフサービスで買い手が商品の値札を見てまとめて会計するスーパーマーケット業態や、オンラインで商品の写真などで判断して、現物を見ないで購入するオンラインショッピングなども盛んになっています。

しかしインドネシアでは、パサールが台所となり商品を購入する方が多く存在します。パサールの特徴として、生鮮品の鮮度の良さや、価格の安さ、価格交渉など売り手と買い手の連帯感の高さなどがあります。

スーパーマーケットの狭間にあるパサール

マカッサルの街の中心部にパナックカンという地域があります。パナックカンモールを取り囲むように、多くのレストランやカフェ、商店などが広がっている商業の街となります。パナックカンモールの中には、ロッテマート、ハイパーマート、トランスマートが入居していて、モール周辺にもいくつかローカル・スーパーマーケットがあります。住んでいるアパートから全て500m以内に存在するので普段の買い物には不自由ありません。

基本食材は、周辺のスーパーマーケットで購入するのが主体となりますが、タイミングが悪いと生鮮品の鮮度が悪かったりすることもあり、生鮮品は何も買わない日もあります。

アパートから歩いて400mのところに小屋のようなトタン屋根の建物がひしめき合っていている場所があります。中は薄暗く決して綺麗ではありませんので躊躇して中に入った事はありませんでした。最近ここがパサールだということを教えてもらい、こんな近所にあるのを知らずに住んでいました。近所のパサール探検をすることにしました。

野菜・肉・魚

パサールの中に入るとお店がひしめくように並んでいて、品物も大量に陳列されています。野菜、肉・魚などエリア分けされていて、店主と交渉しながら買い物をしていきます。これが「新鮮だよ」、「おいしいよ」など声をかけられます。

1Kg、1束、1盛あたりで相場があり、良さそうなものを「値段はいくら」と尋ねながら色々なお店で1品ずつ買っていくスタイルの買い物も楽しいものです。値段交渉も慣れてくれば、おまけしてなど、現地の方との交流の場としても最高です。

野菜などは、1束5,000ルピアで結構な量になります。最後には手に持ちきれないほど買いましたが、計算すると10万ルピアも使用していないので、コスパは最強です。

ハエが多く、臭いがきつい、温度管理していないなど商品の衛生面ではちょっと厳しいものもありますが、パサールでは自分の目で見て選んでいるので、おいしければ、次もまた買う事につながるし、おいしくなければ見る目がなかったと反省することができます。次は、パサールで売っているインドネシア伝統的な食材などもチャレンジしていきたいと思います。

パサールについては、こちらの記事もどうぞ

https://www.indonesialove.com/pasar/

 

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