帰国のために、PCR検査を受けるために昨日に続き、マカッサル・シロアム病院にやってきました。本日は、朝一番で受診するために7時に病院に到着しました!
昨日のリベンジのため、朝早くホテルを出発して、7時に病院のPCR検査場に到着しました。どうやら、先客はおらず一番に到着したようです。受付のお兄さんにPCR検査の受付表と、パスポートのコピー、厚労省書式の陰性証明書を渡し、記入例見本まで見せて万全の体制です。
しかし、受付のお兄さん以外はだれもおらず、検査が始まる様子はありません。本当に検査が始まるのかと尋ねたところ、準備するからしばらく待てとの事です。
30分を過ぎたところから、ナースやアシスタントがのんびりしながら準備を始めました。病院の外とは言え、どこに感染源が潜んでいるか判らないので一目散に検査して病院から出たい気分ですが、そのような事を許してくれる状況ではありません。待合するための椅子も用意されていますが、なるべくどこにも触れずに立っていました。
結局8時になり、準備が完了して検査が開始となりました。受付で、今回の検査料金1,200,000ルピアを支払い、領収書と検査容器等に貼るバーコードシールを発行します。
その後、ナースに健康状態等を聞かれ、PCR検査のバーコードシールを検査容器に貼り検査となります。
インドネシアのPCR検査は、鼻の奥と口の中の粘膜を2つ綿棒で取られます。どちらも数秒で終了するのですが、鼻や口の奥まで綿棒を突っ込まれるので、結構痛いです。
無事に検査が終了すると、インドネシアの飛行機搭乗する際のアプリ、e-HACに検査情報を入力するようになりました。
アプリに、検査の病院などを入力してから送信を行うと、病院に通知が行くような仕組みになっているそうです。入力を済ませると、病院受付から受診完了したのを伝えられました。
どうやら、本日からのPCR検査から導入されたシステムのようで、今後インドネシア政府が指定する病院や検査場での検査をしたかどうかの確認を取るようになるとのことです。来週12日からの導入とのことですが、実際に入力を求められたので、運用は開始となっているようです。
数日前に、在インドネシア大使館から下記のようなメールが来ていました!
インドネシア政府は、当地で航空機搭乗に必要なPCR陰性証明書については、適正な検査のために必要な水準を満たす検査機関が発行するものでなければならないとし、保健省は742の検査機関のリストを公表しました。
保健省は742の検査機関リストはこちら
https://www.id.emb-japan.go.jp/list_20210707.pdf
航空機に搭乗するためにPCR陰性証明書を取得する前に、受検を予定している検査機関がこのリストに含まれているか、念のため確認してくださいとのことです。
試行期間を経て7月12日から開始されるとなっていますが、その前に運用開始となっています。
急にいろいろシステムが変わるので、混乱しますが前もってシステムを教えてくれたスタッフに感謝したいです。
翌日の9時過ぎには検査結果がでているとのことでしたが、メールで検査結果が来ました。
感染してはいないと自信はありましたが、無症状もあるので結果が出るまでは安心できません。PDFファイルを開くと、無事「陰性」とありました!これで帰れます。
証明書原本を受領しにシロアム病院に到着。病院仕様の陰性証明書をもらいました。日本へ帰国する際の日本の書式での検査結果表もお願いしていましたが、書類をしばらく探しても見つからないと、またまたトラブル発生。ひと悶着のあと、書式を再度印刷して医師に記入とサインをもらい無事終了。
結局、検査結果をもらうのも一苦労でした。
スムーズに行きそうで、こちらが思うようには進まないのがインドネシアであり、今回の渡航では存分に味わう事ができました。PCR検査も終了し、あとは飛行機に乗るだけです。
面倒な手続きなしに飛行機で自由に移動ができるようになって欲しいと思います。