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マカッサルで味わう絶品!ペッパーランチのビーフペッパーライスを堪能

私は現在インドネシア・マカッサルに住んでおり、日々さまざまなローカルフードを楽しんでいますが、時々どうしても日本の味が恋しくなることがあります。そんなとき、ふと立ち寄ったマカッサルのショッピングモールで見つけたのが、日本発の「ペッパーランチ」。

マカッサルは近年、商業施設や交通インフラが整い始め、大型ショッピングモールや国際的なチェーン店が進出するなど、都市化が加速しています。私が住み始めた数年前までは、日本食レストランといえば数えるほどしかありませんでしたが、最近では寿司チェーンやラーメン店なども登場。マカッサルでも日本の味が手軽に楽しめるようになり、在住の日本人や留学生、ビジネスで滞在している方にも嬉しい変化といえるでしょう。

以前はマカッサルで日本食を食べられる場所は限られていましたが、最近はこうした日本のチェーン店やレストランが増えてきて、在住者としてはとても嬉しいかぎりです。

今回は、マカッサルで見つけたペッパーランチで堪能したビーフペッパーライスの魅力、そしてマカッサルで手軽に日本食が楽しめるようになった背景などを詳しくご紹介します。

「ペッパーランチ」の特徴

熱々の鉄板で仕上げるスタイル

ペッパーランチといえば、やはり「熱々の鉄板」が最大の魅力です。専用の鉄板は約260℃まで一気に高温で熱せられ、牛肉やごはん、野菜の組み合わせが運ばれてくるときにジューッという音が食欲を刺激します。視覚だけでなく、香りや音でも楽しめるエンターテインメント性が人気の理由の一つです。

自分で混ぜて仕上げる楽しさ

調理の最終工程をお客さん自身が行うのも、ペッパーランチのユニークなポイント。熱々の鉄板の上でお肉の焼き加減を調整したり、ごはんや野菜を混ぜ合わせたりすることで、自分好みの味わいを楽しむことができます。外食なのに、どこか手作り感を味わえるのが面白いですよね。

メニューのバリエーションが豊富

看板メニューの「ビーフペッパーライス」のほかにも、「チキンペッパーライス」やハンバーグ、ステーキ、コンボプレートなど幅広いラインナップがあります。ソースも複数種類あり、日本ならおなじみのガーリック醤油ソースや甘辛いソースなどが用意されていて、国ごとの限定メニューが登場することも。インドネシア店舗ならではのスパイスを使った商品に出会えることもあるので、地元の方にも好評です。

マカッサルのショッピングモールで発見! ペッパーランチ

市内中心部の大型モールへ

マカッサル市内にはいくつか大きなショッピングモールが点在しており、地元の人々は週末になると買い物や食事を楽しみに足を運びます。私の住まいからタクシーで15分ほどのモールを訪れたところ、フードコートの一角にあるペッパーランチを発見。日本では何度も食べたことがあるだけに、海外で見るとなんだかほっとしますね。

注文はカウンターで先払い

ペッパーランチの注文システムは日本とほぼ同じです。カウンターでメニューを選び、先にお会計を済ませるスタイル。メニューは写真付きでわかりやすく、スタッフの方も英語で対応してくれるので安心です。私は迷わず定番の「ビーフペッパーライス」をオーダーしました。

ビーフペッパーライス

注文から数分後、鉄板の上でジュージューと音を立てながらビーフペッパーライスが到着。中央に山盛りのライス、その上にはコーンとネギ、周囲には薄切りビーフが敷き詰められ、全体にたっぷりの黒胡椒がかかったおなじみのビジュアルです。立ち上る湯気と香ばしい匂いがたまりません。

焼き加減と混ぜ方で味が変わる

まずは軽く牛肉をほぐして焼き具合を調整。鉄板が高温なので、ほんの少しの間で程よい焼き目が付きます。次にごはん、ビーフ、コーン、ネギを一緒に混ぜていくと、バターと黒胡椒の香りがさらに広がり、食欲は最高潮。辛いのが好きな方は追加でスパイシーソースをかけると、一気に味が締まってエキゾチックな風味に変化します。

混ぜ終わってから一口食べると、お肉のジューシーさやコクのあるバターライス、そしてピリッとした黒胡椒が絶妙にマッチ。日本で食べる味そのままでありながら、異国の地で味わうとまた格別な気分になるから不思議です。ご飯の量も多めなので、しっかりお腹を満たしたいときにはぴったりの一品でした。

私が注文したのはビーフペッパーライスだけでしたが、店内を見回すとハンバーグやチキン、ステーキを楽しんでいるお客さんも多数。ソースを色々試したり、複数のメニューをシェアしているグループもいて、とても楽しそうでした。次に訪れる機会があったら、私もステーキやハンバーグに挑戦してみたいと思います。

マカッサルで増える日本食の選択肢

私がマカッサルに移り住んだ当初は、日本食といえば限られた数のレストランや現地の方が経営するお店がほとんどでした。しかし、ここ数年で状況が大きく変わり、ペッパーランチをはじめとした日本発のチェーン店が進出したり、現地経営でも本格的な日本食を扱うレストランが増えたりと、選択肢が広がっています。たとえば、寿司専門店が複数店舗を展開しはじめたり、ラーメン専門店がオープンしたり、地元の人々にとっても日本の食文化は新鮮なようで、SNSなどで話題になれば週末には長蛇の列ができることもしばしば。今後もさらに日本食ブームが広がっていくのではないかと感じています。

まとめ

今回、マカッサルのショッピングモールで見つけたペッパーランチのビーフペッパーライスは、日本で食べ慣れた懐かしい味がそのまま再現されていて、在住者としては大満足の一皿でした。海外生活が長くなると、どうしても恋しくなるのが日本食。ローカルフードの探求も面白いですが、時には日本の味でほっと一息つくのも大切ですよね。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。