バリ島で人気のポッドチョコレートの工場に行ってきました。バリ島土産として、最も注目されているのが「Podチョコレート」。その人気の理由は、ダントツにお洒落なパッケージデザインと、原材料すべてがバリ島産というこだわりにあります。バリ島で最初に本格的な地域農家への貢献を始めたオーガニックチョコレート、『Pod (ポッド) Chocolate』の工場を紹介します。
Pod Chocolate(現ジャングルゴールド バリ)工場は、クタからブドゥグルへ向かう途中の左手にあります。車で約1時間ちょっと位の距離になります。バリ島の美しい風景に囲まれた工場は、本格的な地域農家への貢献を始めたオーガニックチョコレート、『Pod (ポッド) Chocolate』の生産拠点です。ハイクオリティな「Podチョコレート」の製造過程を見学し、オリジナルチョコレートを試食することができました。
バリ島で最高品質のカカオ豆を生産し、その豆を使用してプレミアムなビーントゥーバーチョコレートを製造しています。工場内では、個々の協同組合からの小規模なバッチを焙煎し、挽いて、受賞歴のあるチョコレートを手作りしています。また、植物由来のチョコレートであり、植物由来のクリーミーなチョコレートを作るために、新鮮な熱帯の原料を使用しています。これにより、乳製品を含まないままでありながら、乳製品のようなクリーミーさを実現しています。
ポッドチョコレートは、地元の農家を支援しながら、健康、気候変動、動物福祉に対する積極的な取り組みを行っており、持続可能なチョコレート製造の先駆者として評価されています。設立当初の写真を見ると、ちょっと古くなった写真からも、この工場がどのように進化してきたかが伺えます。特に2016年に本格的な工場が建設されたことは、その発展の証です。ポッド(現ジャングルゴールド バリ)の創業者たちは、バリ島産のカカオを原料に使用することで、地元農家への継続的な貢献を実現させており、地元の素材から世界中に愛される美味しいチョコレートを作り出しています。
工場内は、工場の歴史やカカオのプロセスについて説明された可愛らしいイラストが壁に描かれており、訪れた際にはその詳細を楽しむことができます。工場は小さな小屋のような建物から始まり、徐々に本格的な工場に成長しました。ポッド(現ジャングルゴールド バリ)のオーナーは外国人ですが、地元のカカオ農家と協力し、無農薬で高品質なカカオを生産し、地元の雇用を増やし、地域社会への貢献を実現しています。
工場内には、チョコレートの製造プロセスを見ることができる窓もあり、カカオの実から始まるチョコレート製造の工程を見学することができます。
果実から種の部分を採り、発酵、焙煎、そしておいしいチョコレートになるまでのプロセスを順を追って見学しました。
工場内のショップでは、Podチョコレートの試食と販売も行っており、お気に入りを見つけて、バリ島のお土産としても持ち帰ることができます。
特に印象的なのが、2017年に開発されたプラントベースのミルクチョコレート「Creamy Chocolate」です。
ココナッツ、カシス、カカオバターを使用しており、乳製品を含まずに乳のようなクリーミーさを実現しています。
また、植物由来のカカオを使った「Dark Chocolate」もおすすめで、本格的なカカオ豆80%のダークチョコはその滋味深い味わいが魅力です。
バリ島ならではのフレーバーもたくさんあり、試食の手が止まらなくなることでしょう。また、最近では乳製品を使用しないプラントベースのビーガンチョコレートも製造・販売されており、ますます多くの人々に愛されています。
Pod Chocolate工場は、バリ島とチョコレートが好きなら一度は立ち寄りたいショップのひとつです。地元のカカオ農家への支援と持続可能な製造プロセスを通じて、美味しいチョコレートを楽しむことができ、その魅力は計り知れません。バリ島を訪れた際には、ぜひPod Chocolate(ジャングルゴールド バリ)工場に足を運んでみてください。バリ島の自然とチョコレートの融合を感じ、地元の農家への支援に貢献しましょう。