【インドネシア渡航】赤道直下の街カリマンタン島ポンティアナック!
今回カリマンタン島のポンティアナックに行くことになりました。初めてカリマンタン島への上陸となります。ポンティアナックとはどのような街なのかご紹介したいと思います。
赤道の街
ポンティアナック(pontianak)は、インドネシアの西カリマンタン州の州都となります。
この街の中心に赤道が交差しているため、赤道の街として知られています。全世界で赤道が通る国は全部で14カ国あり、そのうちインドネシアの赤道直下では最大の都市となります。赤道が通るので、北緯0度0分 東経109度20分に位置します。赤道記念碑では緯度0℃で、塔の前のグレーの線を歩くと北半球と南半球を同時に体験することができる撮影スポットとして人気だそうなので、是非行ってみたいと思います。入場料は無料で赤道証明書も発行してくれるので貴重な思い出になると思います。また、赤道上では体重が軽くなる・まっすぐ歩けないなどといわれています。赤道直下ならではの実験が本当かどうか試してみたいと思います。
幽霊の街
ポンティアナックという街の由来が、なんとマレー半島やインドネシアに登場する吸血幽霊を意味するそうです。別名クンティラナック(kuntilanak)またはクンティ(kunti)とも言われています。ポンティアナックは妊娠中に死亡した幽霊ということで、この地に暮らした最初の人々がこの幽霊を目撃したことから名付けられたという面白いエピソードがあるそうです。ポンティアナックは、青白い肌で長い髪の毛、白い服といった日本の幽霊と同じような描写がされているそうで、大抵満月の時に現れて赤ちゃんの鳴き声とともの現れるそうです。今回満月の日にポンティアナックに行きますので、吸血幽霊が眼の前に現れるかもしれません。
中華系の街
ポンティアナックの人口は67万人(2021年)とインドネシアでは中核都市になります。
街の中心にカプアス川とランダック川が横切っているのが特徴です。ポンティアナックは祖先が中国広東省からの中華系インドネシア人が多く住んでいる街として有名で、およそ30%が中華系、マレー系は26%、ブギス人が13%、ジャワ人が11%と続きます。ポンティアナックの人々の宗教は人口のほとんどはイスラム教徒(75.4%) で、残りは仏教徒(12%)、カトリック(6.1%)、プロテスタント(5%)となります。
カリマンタン国境の街
ポンティアナックから北に向かうとマレーシアに陸続きで行くことができます。ポンティアナックから長距離バスでマレーシアのサラワク州テベドゥを経由してクチンまで行くことができるそうです。時間があれば、バスでカリマンタン島の国境を越えるなどもしてみたいところです。
ポンティアナックの街について紹介してきましたが、今回初めて訪れる街ですので楽しみです。
次回に続きます。
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