バリ島と言えばビーチリゾート、ビーチにあるものと言えばビーチクラブということで、バリ島の老舗ビーチクラブであるポテトヘッド・ビーチクラブ、通称「ポテトヘッド」をご紹介します。
ホテトヘッド=ポテトヘッド ビーチクラブ(Potato Head Beach Club Bali)はバリ島屈指のトレンドエリアに成長したスミニャックに2010年にオープンしたビーチクラブとなります。ポテトヘッド(Potato-Head)は、「馬鹿者」を意味するスラングで名前のインパクトもすごいですが、ビーチクラブとしては老舗にあたり、スミニャックを代表する人気スポットとなっています。目の前にはビーチが広がりオシャレな空間でゆったり過ごせるリゾートの代名詞のような場所となります。
ポテトヘッドに到着しセキュリティチェックを受けたあとに竹で編んだトンネルを抜けていくと、プラスチックの再利用をする機械の紹介のプレゼンテーションを見ることになります。
その後要塞のような高い壁が出現します。
廃棄される古い廃材を利用した窓枠の壁と天井が特徴的なデザインです。
異空間に彷徨ってしまった感じをしながらさらに中へと入っていくと、次は使用済みのビーチサンダルの山が築かれています。このビーチクラブのコンセプトがサスティナブルを提起しているらしく、現代起こっている脱プラスチックの環境問題を知るきっかけとなるような施設となっています。これからビーチクラブで遊びにくる人々にまず身近に起こっている社会問題を知ってもらいバリの海を持続的に守っていこうという意気込みを感じました。
ポテトビーチは、大きな円を囲むようにレストランがある、大きな中庭にはプールとレストエリアが点在しています。
奥にはインド洋を望む砂浜が広がり圧倒的なロケーションとなります。
ポテトビーチに到着したときは、すでに夕刻を過ぎていて雨がちょうど止んだ瞬間だったので、きれいな夕陽を見ることができませんでしたが、天気が良ければすばらしい夕陽の景色が堪能できるそうです。
スタッフにシステムを尋ねると、入場料は無料だが、エリア毎に最低飲食料金(ミニマムチャージ)が設定されていて、規定の飲食代を支払いさえすれば席代はかからないとのことでした。2人の席から10人以上の席まで色々ありどこに座るか迷いますが、150万ルピア(約12,000円)のマットレスとクッションのある席にします。タオルを持ってきてもらい、寝そべりながら食事をすることにしました。
近くに専属のスタッフがついてくれて、いつでも注文を受け付けてくれます。メニューはインドネシア料理から西洋料理まで色々あるので迷いながらステーキとサラダをお願いします。150万ルピア分の飲食となると、ステーキなどを食べても50万ルピアほどにしかなりませんので、お酒で金額を調整する事になります。普段はビールだけでワインなど高くてインドネシアでは敬遠していましたが、奮発してワインをいただくことになります。グラスワインも1杯15万ルピアはするので、バリではかなり高級ですが、日本で飲んだら500円程度のワインなのだろうと思いながら、ビーチクラブの雰囲気はものすごく良いので普通のワインも美味しく感じます。
音楽に関してもクラブというとDJにあわせて若者がノリノリでダンスをするイメージがありますが、ポテトヘッドはどちらかというと、雰囲気を盛り上げてくれるような軽い感じの選曲をしてくれているようで、大人の音楽を楽しみながらゆったりと海岸のプールサイドでお酒や食事を楽しむレストランのイメージです。
海を眺めるインフィニティプールは、夜はライトアップされてとても幻想的な感じです。プルーに入りながらお酒楽しめる贅沢さはセレブ感たっぷりで、これこそビーチクラブの醍醐味となります。今回は夜だけの利用でしたが、1日ゆったりとビーチクラブで過ごすのも良いのではないでしょうか。
住所 Jalan Petitenget No. 51 B, Seminyak, Kuta Utara, Kabupaten Badung, Bali
営業時間 9:00~26:00