インドネシア政府の発表によると、2021年クリスマスから2022年の年末年始にかけての期間に緊急活動制限(PPKM)をレベル3に引き上げてインドネシア全てに地域に適用するようです。政府としては、活動制限をレベル3に上昇させ、再度人々の行動を抑制して新型コロナ感染を防止しながら2021年を乗り越えようと必死になっています。
11月17日に新型コロナウイルス対策をしているルフィット投資調整大臣は、クリスマスと年末年始の人流抑制のための方法として、現在継続して行われている緊急活動制限(PPKM)について、全てのインドネシアの地域を再度レベル3に引き上げ、期間中に人々が移動を制限できるように実施する見込みです。ジャワ島バリ島と、ジャワバリ以外で別の動きをしていましたが、年末年始は同一レベルで行動するようです。
多くの地域でレベル2、レベル1になっている地域に関しては年末年始に関しては、一旦レベル3に引き上げとなります。
期間に関しては、2021年12月24日から2022年1月2日までの1週間を予定しているようです。
新型コロナウイルス感染拡大を防止するためインドネシア全ての地域でクリスマスと年末年始期間については、花火の祭典、パレード、大勢の人が集まる行列など、多くの活動は完全に禁止となる見込みです。
クリスマスの礼拝、観光客の訪問、およびショッピングセンターの入場制限に関しては活動制限(PPKM)レベル3の活動内容に従って行われるようです。
活動制限内容の詳細に関しては、2021年11月22日に規定される予定です。
クリスマスや年末年始に人々お祝いのためがなるべく集まって行動しないようにして、感染を抑制しながら経済を止めないようにすることが必要とのことです。
インドネシア政府としては、活動制限(PPKM)が感染減少に効果がでている状況ですので、年末年始のイベントに合わせて、活動制限を強めたり弱めたりしながら人流をコントロールする方法でうまくいけば、世界的にもコロナ感染防止に効果があると認められるかもしれません。