インドネシアのジャワ・バリ島以外の地域の新型コロナ対策の緊急活動制限(PPKM)ですが、11月23日から12月6日まで2週間延長となりました。11月も引き続き新規感染者の増加傾向は見られませんが、年末まで活動制限を継続しながら引き続き感染対策を徹底しています。
11月に入り、新規感染者は減少傾向で、11月22日の新規感染者は186人と100人台まで低下しています。11月1日から22日までの新規感染者平均は420人となっています。
ジャワ・バリ島以外の地域の活動制限が2週間延長したことにより、12月も引き続き感染拡大に気を付けながら生活することになります。
今回の延長発表により、12月6日までとなりましたが、既に12月24日から2022年1月2日までクリスマス・年末年始向けの活動レベルを全国一律レベル3に引き上げる事を政府は表明しているため、12月6日から12月23日の間に関しても、引き続き活動制限が発令したままとなりそうです。
世界的にみると欧米を中心に感染拡大が続いているため、インドネシアとしても今年の夏の苦い経験を繰り返さないために、人々の活動に関して厳しく制限をかけてきています。
11月時点での活動制限レベル2のマカッサルでは、レストランやモール・スーパーマーケットなど夜まで営業しているため生活に不自由はありません。
しかしクリスマス以降にレベル3に上昇した場合、人が集まる集会の禁止や観光地の閉鎖など影響がでる可能性があります。
年末年始にインドネシアに来る予定の方は、行動には十分注意が必要になってきます。
活動制限レベルを調整することで、人流抑制に成功し、このままの状態で来年まで推移してくれることを期待したいです。