インドネシア政府は、ジャワ島・バリ島以外の地域の緊急活動制限(PPKM)を12月7日から23日まで延長することが発表されました。12月24日から翌年1月2日までは活動制限が前もって発表されているため、年始まで延長が確定しました。
インドネシア政府は、ジャワ島・バリ島以外の地域の緊急活動制限(PPKM)を12月7日から23日まで延長することが発表されました。12月24日から翌年1月2日までは活動制限が前もって発表されているため、年始まで延長が確定しました。
ジャワ島・バリ島以外の活動制限を指揮しているアイルランガ経済担当調整大臣が、12月23日まで活動制限延長を決定しました。ワクチン接種率が50%未満の地域はPPKM評価レベルが1レベル高くなりますが、ワクチン接種が進んできているので各都市のレベルは下がってきているとのことです。直近のワクチン接種の全国平均は、1回目の接種を終了した人が68.42%、2回接種完了した人が47.55%でした。
政府の発表によると、活動制限レベルが一番高いレベル4の地域はなく、レベル3の地域は160から64地区/都市まで減少、レベル2の地域は175から193地区/都市に増加、感染レベルが一番少ないレベル1が51から129地区都市に増加となりました。
アイルランガ経済担当調整大臣は、活動制限延長発表と同時に今年のクリスマスから年末年始にかけての公共施設の入場制限については、収容人数の75%とすると発表しました。公共施設の範囲にモールやレストランも含まれるとのことです。
12月24日から活動制限レベル3に引き上げるにあたって、11月22日付けの発表では収容人数の50%未満としていましたが、緩和の動きとなります。
海外からの入国に関しては、世界でオミクロン株の影響で現在ホテルでの隔離期間は10日間となっています。また、混雑した場所での新年のお祝いは禁止となるようです。
今後の活動制限の内容にあらたな制限が盛り込まれる可能性もありますが、現在インドネシア国内では新規感染者は低水準の状態を維持していますので、このままうまくコントロールして、年明けには、再度緩和の動きになってきてくれることを期待したいと思います。