インドネシア政府は、ジャワ島・バリ島で実施しています新型コロナウイルス対策の活動制限(PPKM)を1週間延長して3月7日までとなりました。ジャカルタなどでは、レベル3と据え置きとなりました。全体的には感染者は減少傾向となっています。
新型コロナ対策として実施されている活動制限(PPKM)ですが、3月7日まで延長となる内相指示『2022年第13号』を2月28日付で公布しました。
これによると、ジャカルタ首都圏やバリ州、ジョグジャカルタ、スマランなどの地域はレベル3のままとなりましたが、感染リスクが最も高いレベル4の都市が7つの地域に増加しました。
バンテン州チレゴン市、西ジャワ州チレボン市、スカブミ市、中部ジャワ州テガル市、サラティガ市、マゲラン市、東ジャワ州マディウン市
ジャカルタ首都圏(ジャカルタ首都特別州、バンテン州タンゲラン県・市、南タンゲラン市、西ジャワ州ブカシ県・市、ボゴール県・市、デポック市)、西ジャワ州バンドン市、カラワン県、中部ジャワ州スマラン市、ジョグジャカルタ特別州、東ジャワ州スラバヤ市、バリ州 等
レベル緩和の指標が、2回目のワクチン接種率が適用となったことを受け、レベル2になるためには、2回目の接種率が全体の50%以上、高齢者が40%以上に達することが条件となりました。
3月1日の新規感染者数は24,728人と6日連続で減少となりました。ジャカルタの感染者数も3,634人と大分減ってきています。しかし、死亡者数は325人と増加傾向であるのが気になります。
このままの推移ですと、感染のピークは脱している様子ですので、3月中旬以降は新規感染者数も1万人を切る可能性もでてきました。現地でも安心感からか、マスクなしの人も結構見かけるようになってきています。
感染が抑えられてきている状態ですので、引き続き気を引き締めて感染対策を徹底していきたいと思います。