マカッサルのレストランは夕方の17時にすべてのお店が閉店となってしまいました。社会制限(PPKM)が強化されてきています。マカッサルでの夕食を楽しみにしているので、この方針はいささか残念です。
インドネシアでは感染力の強い変異株「デルタ株」の急速な拡大に見舞われており、7月7日、新型コロナウイルスの新たな感染者が3万4379人、死者が1040人、累計の感染者は237万9297人、死者は6万2908人となってしまいました。1日の感染者としては過去最多です。
インドネシア政府は地方にもコロナ対策を厳格に実行するよう呼び掛けています。
マカッサルのある南スラウェシ州でも感染が徐々に拡大しており、7月6日からオフィスやモールの稼働率を25%にすることや、レストランとモールの午後5時に閉店といった制限が行われてしまいました。
レストランの営業時間は、6月18日時点は22時までだったのですが、6月23日から20時閉店、7月6日からは17時閉店と徐々に閉店時間が早くなっています。
なにも知らない状態で、たまたま16時頃から海辺のレストランで食事をしながら打ち合わせをしていたところ、会計票が回ってきてなんだろうと思ったら本日から17時で閉店であることを初めて知りました。
マカッサルの夕陽が楽しめるレストランとして、大勢の人々がいましたが徐々に帰っていきます。マカッサルの夕陽が落ちる時間は18時前後ですので、クライマックスの夕陽の美しさを見られず閉店となります。
今回の措置で仕事が終わったあとレストランで食事が難しくなります。1日の疲れを癒すためにはビールが欠かせませんが、17時閉店ですとマカッサルでビールが飲めるレストランでの食事がすべてダメということになります。
そんな時はビールを買い込みホテルで飲むしかありませんが、マカッサルではスーパーやコンビニではビールは売っていません。同じインドネシアでもジャカルタやバリでは簡単にビールやお酒が手に入りますが、マカッサルはビールの販売は厳格になっているのでマカッサルにある数店しかないビールを販売する商店に行き数日分まとめて購入します。
いつも冷たいビールを売って欲しいとお願いするのですが、裏の冷蔵庫を見てきて、売れきれだ!と言われます。今後も買いに来るからいっぱい冷やしておいて欲しいというのですが、いつも売れ切れでぬるいビールしかありません。
仕方なく当日は、ぬるいビールでしぶしぶ乾杯です。ちなみに宿泊しているホテルに冷蔵庫がありませんので前もって冷やす事もできないため、オフィスの冷蔵庫に保管する事になりそうです。
レストランでのテイクアウトは可能です。テイクアウトですと大人数でいろいろな料理が食べる事ができませんので、ファストフードやミーゴレン(焼きそば)やバクソ(肉団子)などのメニューの繰り返しとなります。
ホテルの部屋で食べるのも味気ないものですが仕方ありません。
感染拡大が止まり、早く通常の生活に戻りたいですね。