バランチャディ島を訪問した後は、マカッサル近くで美しい自然が広がる無人島であるコディンガレン・ケケ島(通称ケケ島)に訪問することになりました。無人島であるため夜間は人が住んでいないところですが、平日だったせいか、なんと貸し切り状態で無人島を堪能することになりました。
ケケ島は無人島であるため、定期船などは運行されないのでマカッサルから船をチャーターしていないと島に来ることができません。観光の島で有名なサマロナ島まで30分かかりますが、ケケ島はさらに30分追加で時間がかかりますので、マカッサルから1時間もかかります。今回はスピードボートを借りていますので、通常の船の1/3で到着することができます。バランチャディ島から直接ケケ島まで移動しましたが約15分で到着です。
ケケ島はマカッサル市から約14Km沖合にある無人島で、砂利上のサンゴの破片が広がる白い砂浜が特徴です。島の周辺はサンゴ礁が広がっていて時間帯によって島の大きさが変化します。
海水面が下がっている時間帯ですとサンゴ礁が目の前にあってダイビングなどしないでも水中の景色を楽しむことができます。
展望台を兼ねた建築物と木製の桟橋しかなく普段はひっそりしています。
休日となると観光客が押し寄せて賑やかになるのですが、平日ともなると島に立ち寄る人も少ないため今回のようにケケ島が貸し切り状態になることもあります。
ケケ島のエメラルドグリーンの海と青空と白い砂浜のコントラストは絶景そのもので、時間がゆったりと流れていきます。サンゴの白い丘に押し寄せる波の音だけが心地良いリズムで打ち寄せています。
生い茂る木は少しだけしかなく、竹で組まれたベンチがあるので荷物を置いて海水浴をすることができます。
サンゴの岩がゴツゴツしているため裸足だと怪我をしてしまうので、ビーチサンダルは必須です。海の深さが膝下までしかないため、海水温度がぬるま湯のような感じのです。お風呂に浸かるような感じで水浴びをしているととてつもなく広い温泉のようです。
桟橋の上から海を覗くと、ものすごい魚の大群が日陰に集まっています。
魚も暑いところが苦手なのでしょうか。魚同様に波の音を聞きながら目を閉じると日常のストレスが全て吹き飛んでしまうようです。
どこを眺めても絶景なのですが、白い海岸にペットボトルなどのゴミが打ち寄せていてちょっと悲しくもなります。掃除する人もゴミを収集する人もいない無人島なので仕方のないところですが、次回ケケに来る時はゴミ袋を持参してマカッサルに持って帰りたい気持ちになります。
午後になると雲が広がってきて海も荒れてくるので、名残惜しいですが、絶景のケケ島からマカッサルに戻ることにします。