ランジュカン島(Pulau Lanjukang)は、マカッサル市の代表的な離島の一つで、マカッサル市のスペルモンデ諸島に属する小さな離島です。この島はマカッサル本土から南西に約40km離れた場所に位置するスペルモンデ諸島の最外縁に位置しています。ランジュカン島は、白砂青松の景観と豊かな生物相を有する魅力的な場所です。
島には、白い砂浜、ビーチパイン、沿岸部の樹木や低木が自生しており、フリンジング型の環礁が発達しています。礁原は非常に広く、海岸から約1000mの幅があるため、サンゴの多様性が高い場所の一つです。さらに、漁師の集落が点在する有人島であり、灯台が目印となっています。また、動物プランクトンの種多様性が高く、周辺海域は地元漁師の操業場としても利用されています。ランジュカン島はシュノーケリングツアーの目的地としても人気があります。
しかし、観光資源としての整備は十分ではなく、今後の適切な管理が課題となっています。それでも、電気も携帯の電波もない手つかずの自然に近づけるとして、最近人気が高まっています。以前から行きたい離島の一つでしたので、今回ランジュカン島に行ってみることにしました。
ランジュカン島(Pulau Lanjukang、Lanyukang)の場所はこちら
マカッサルから乗り合いの船を使って行く方法があります。1泊2日で3食付きで210,000ルピアと非常に安く行くことが可能です。しかし、乗船する船は50〜60名乗れる漁船のような船で、速度は遅く、島まで3時間ほどかかります。そのため、島でキャンプして1泊してから帰ることになります。宿泊のためのテントなどはレンタル(ツアー料金とは別)できるらしいのですが、電気も携帯電波もない中で1晩を過ごす気力も体力もないので、オープントリップには興味がありますが、今回は却下しました。
ちなみに、以下のリンクのワッツアップから申し込み可能です。
ランジュカン島 Instagram
https://www.instagram.com/lanjukangisland/
船をチャーターすることで、より自由で快適な旅を楽しむことができます。まず、出発時間を自分の都合に合わせて設定できる点が大きな魅力です。これにより、朝早く出発して島での滞在時間を最大限に活用することができます。また、帰りの時間も自由に決められるため、島でのアクティビティを思う存分楽しむことができます。
船のチャーター料金は2.3ジュタ(約2万3千円)と、オープントリップの10倍以上の費用がかかりますが、その分、快適でプライベートな空間を確保できます。乗船人数も制限されているため、グループや家族だけでのんびりと過ごすことができ、プライバシーを重視する方には最適です。
いつも離島行きの船をチャーターしている方にワッツアップで確認したところ、ランジュカン島まではスピードボートで約1時間15分で到着可能とのことです。これにより、移動時間を大幅に短縮でき、日帰り旅行も現実的な選択肢となります。さらに、チャーター船を利用することで、島へのアクセスがよりスムーズになります。
今回、船のチャーター料金が高額でしたが、思い切って行くことにしました。
次回は、実際のランジュカン島への船旅の様子をお伝えします。