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【インドネシアバリ渡航】バリの魂、聖地巡礼!ブサキ寺院への探訪

バリ・ヒンドゥ教の総本山であるブサキ寺院(Pura Besakih)にやってきました。霊峰アグン山の中腹に位置する大きな寺院群となって、バリの人々の厚い信仰に守られる神聖な場所となります。ブサキ寺院をご紹介したいと思います。

立派な駐車場からカートで寺院まで

バトゥール寺院を訪問した後に車で30分ほど東方向に走るとブサキ寺院に到着します。車で到着すると大きく立派な駐車場に案内されます。

ここから受付でブサキ寺院の入場料を支払います。外国人は60,000ルピアですが、インドネシア一時滞在ビザ(KITAS)を提示するとインドネシア人と同じ30,000ルピアで入場することができました。

ブサキ寺院内は、観光客が入れる場所と、入ってはいけない場所が複雑に分かれているので専門の観光ガイドを付けることが求められます。最初は断っていたのですが、若い日本語の上手なガイドが、感じが良くガイド料50,000ルピアで良いとのことでしたので案内してもらうことになりました。

ここからカートに乗って一気にブサキ寺院の入り口まで昇っていきます。

アグン山の中腹にあるので、結構坂が多くカートなしで登るのは結構な体力が必要なので良いサービスと思いました。

カート代金は入場料に含まれているので追加で徴収されることはありません。ブサキ寺院の入り口にやってきました。ここからはガイドの案内で寺院の周りを歩きながら見学することになります。

巨大な寺院群の歴史とその建築

ブサキ寺院(Pura Besakih)は、霊峰アグン山の中腹にあるバリ・ヒンドゥ教の総本山と言われる寺院です。バリ島内にあるお寺や家族寺などすべての方角は、聖なる山であるアグン山に向かって定められていて、全てのヒンドゥー教徒がこの神聖な山に向かって祈りを捧げます。

ブサキ寺院は8世紀頃にこの地を訪れた東ジャワの高僧ルシ・マルカンディアにより建立されたと言われていて(諸説あり)、)東の太陽が昇る方角にある島へ渡り寺院を建立し、ヒンドゥー教の布教に務めるように」と御神託を受けたそうです。当時のアグン山に信徒と共にやってきたルシ・マルカンディアは苦難の末、パンチャ・ダトゥと呼ばれる5種類の金属と宝石を寺院となる場所に埋めてから建立作業を始め、無事に寺院を造ることに成功したとのことです。

ブサキ寺院は本殿と言われるプナタラン・アグン・ブサキ寺院(Pura Penataran Agun Besakih)とそれを囲むように配された家族寺(pura Keluarga),そして東西南北の寺院より構成された30程の複合寺院となっています。

本殿には、破壊神シヴァ、繁栄神ヴィシュヌ、創造神ブラフマのヒンドゥー三大神が中心に祀られており、多くの神々の祠がその周りに配置されています。プナタラン・アグン・ブサキ寺院の周りにはたくさんの小さな寺院が集まっています。それらの寺院はプダルマン(家族寺)と呼ばれ、一族の祖先が祀られているお寺で、階級や出身地などによりお参りするお寺が決まっています。

観光体験と寺院規則

各お寺までは石段を登っての訪問となりますが、そちらまでは基本的にヒンドゥー教徒の人しか入れませんので、横からちょっと眺める形になってしまいますが、観光客が入れる高台から見渡す景色は何か神々しく、バリ島のパワー・スポットとしても有名です。バリ・ヒンドゥ教徒の総本山でバリの神様をお参りできるだけでも感慨深い気持ちになりました。

ブサキ寺院見学の際はサロンと腰巻きが必要となります。

寺院で買うと外国人価格で請求があるので、事前に準備して訪れましょう。

駐車場からカートで一気に入り口まで登ってきましたが、帰りは徒歩で坂道を歩いていく必要がありますので、履き慣れた靴と水分補給をしながら寺院内を周ることをお勧めします。

聖地への旅は、その歴史、信仰、そして自然の美しさを堪能する絶好の機会です。

バリ島に訪れた際には、是非ともブサキ寺院を訪問し、そのパワーを体感してみてください。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。