【ウブドから世界遺産へ】タマンアユン寺院の静寂と美しさを堪能
世界遺産を目指す旅もウブドの喧騒から少し離れた世界遺産、タマンアユン寺院(Pura Taman Ayun)へと向かいます。美味しい昼食と短い休憩の後、バリの文化と歴史に根ざしたこの神聖な地へと足を進めました。
タマンアユン寺院へ
タマンアユン寺院への道のりは、ウブドから車で約30分。
到着すると、見渡す限りの美しい庭園が目に飛び込んできます。バリ島キンタマーニ高原から始まった世界遺産の旅の終着点に位置します。「美しい庭」を意味するこの寺院は、自然と伝統的な建築が調和した、バリ島の美しさと文化を体験するのに最高な場所となりました。
寺院はバリ島中部、メングゥイ村に位置しています。17世紀にムングウィ王国の国寺として建立され、当初は主に王族のための神聖な場所でした。寺院の建物はバリ島では珍しい木造で、屋根は茅葺きです。広大な庭園とともに、寺院はバリの信仰と自然環境の美しさを一体に表現しています。
神聖な庭園!自然とバリ建築の美の調和
10基のメルと呼ばれる多重塔、美しい池、噴水、そして広大な芝生は、寺院の敷地が風水の原則に基づいて設計されていることを示しています。この庭園は当初、風水を考慮して設計され、その美しさと落ち着きが寺院にさらなる魅力を与えています。寺院の中心部には、メリディアンと呼ばれる聖なる空間があります。ここは神々が地上に降りてくると信じられている場所で、訪問者は神々への奉納のための祭壇で祈りを捧げます。この神聖な空間は、訪問者が自身の霊的なエネルギーを感じ、バリの精神的な伝統と深くつながることを可能にします。
世界遺産としての尊さ
タマンアユン寺院は、バリ島の精神的な伝統と文化的価値を体現する場所であり、その価値はUNESCOの世界遺産としての登録によって国際的に認識されています。訪問者は寺院内を散策しながらバリ島の豊かな文化と歴史を体感できます。他の観光地と比べて観光客も少なく、その静けさと整った庭園からくる清潔感が、まさにバリで最も美しい寺院と称されるにふさわしい雰囲気を醸し出しています。
タマンアユン寺院の美しさと神聖さに感動し、その価値を心に留めことができました。その静けさと美しさを通じて新たな感動をもたらしてくれました。タマンアユン寺院を堪能した次は、この旅のクライマックスとなるタナロット寺院の夕陽を見るため移動していきたいと思います。
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