スペインからインドネシアまで、長旅がスタートします。まず1区間目はバルセロナからドーハまでカタール航空のA350-900で移動します。中東のエアラインであり、豪華さと快適さで知られるカタール航空のA350-900に搭乗するのは、私にとって夢のような瞬間です。
カタール航空は、エアバスA350の最初の運用者であり、その豪華さと最先端技術を兼ね備えた航空機で知られています。2015年には、カタール航空がドーハ-フランクフルト線でA350を使用した世界初の商業フライトを開始しました。私が今回搭乗するA350-900は、ボーイング787と競合する機種で、同等以上の性能をより低コストで提供するという目標の下、開発されました。A350-900とその大型版であるA350-1000の2つのバリエーションが存在し、私が搭乗するのは全長66.8mのA350-900です。そしてカタール航空は2023年10月現在、A350-900を34機、A350-1000を24機も保有しており、これは彼らがこの最新の航空機をいかに信頼し、投資しているかを物語っています。
A350-900のエキストラ・ワイドボディは、最大限の快適さと効率性を提供するために設計されています。軽量ながらも静音性に優れ、湿度レベルも快適に保たれています。エコノミークラスの座席配置は3-3-3で、座席ピッチは31-32インチ、座席幅は16.9-17.4インチ、リクライニングは5インチとなっており、十分なスペースが確保されています。この広々とした空間は、長時間のフライトも快適に過ごすことができます。
私の席は30K、非常口近くの窓側で、足を伸ばすスペースがたっぷりあります。
これは長時間のフライトには理想的で、快適な姿勢でリラックスできます。ヘッドレストは高さ調節が可能で、頭と首をしっかりと支えてくれます。フライト時間は約6時間半と、東から西への旅程と偏西風のおかげで、少し短めに感じられます。
飛行ルートは地中海を横断し、イタリア、ギリシャ、トルコを越えてカタールへと向かいます。昼間のフライトで、窓から見える地中海の青い海は、目を引く美しさで心を癒してくれます。
機内食はチキン、ビーフ、パスタの3つのオプションから選べ、私はビーフをチョイスしました。
サラダとデザートも付いており、カタール航空のエコノミークラスでも、食事の質は非常に高いと感じました。
このように、カタール航空のA350-900でのフライトは、始まったばかりですが既に期待以上の素晴らしい体験を提供してくれています。バルセロナを後にし、ドーハへと向かうこの旅は、素晴らしいスタートを切ることができました。これからもこのフライトの残り時間を十分に楽しみたいと思います。