【メキシコ渡航】閑散が物語る海外出張出発
今朝は朝から小雨が降り続き、肌寒い。12月頃の気温だとニュースが伝えていた。
今年3回目の海外は、2月以来8ヶ月振りとなりました。行き先は、初のメキシコです。コロナ禍で出張を控えていましたが、11月の展示会に向けた打ち合わせで、どうしても現地視察が必要なので、出張を決定。メキシコの感染者は、衰えていませんが、メキシコは特に隔離政策をとっておらず、今回行くサンミゲル・デ・アジェンデは地方都市でほとんど感染者がいないとの情報もあり、感染地域はメキシコシティ空港のみと決めて出発します。念の為N95マスクを持って出かけます。
空港バスは休止で電車で移動
今回お世話になるのは、ANA NH180便です。出発は、16:45発。いつも成田空港までは、高速バスで移動するのですが、乗客がいなく、採算が取れないため運行休止となっています。そもそも海外需要がないので仕方がない。今回電車で行くことになったのですが、上野まで出て、京成スカイライナーでも良かったのですが、たまにはゆっくり各駅停車の旅も良いと思い、我孫子駅経由の成田線で空港まで行くことにしました。
閑散とした成田線
おそらく成田線の電車に乗るのは、初めてで、我孫子から単線になるのも初めて知りました。平日のお昼頃なので、乗客は少なく、ちょうど空いている時間帯であった。途中駅から車両で私1人だけになって、電車の車両まるごと貸し切り状態になるとは思ってもいませんでした。電車の窓が換気のため上部が開けられており、雨が降る中肌寒かったが、電車の中も寂しい感じであった。
成田駅で、横須賀線から直通してきた列車に乗り換え、成田空港駅まで乗車しました。流石に、大きなスーツケースをもった乗客がちらほらいましたが、やはり出国する人は少ないと感じました。
閑散とした成田空港
今まで何十回も利用してきましたが、こんなに人がいない空港を見る事は初めてです。お店もほとんどが休止状態で、がらんとした空間は、悲しげさえも感じてしまいます。
ANAカウンターにもほとんど、並ばずにチェックイン。荷物検査、出国等の手続きもほんの5分程でスムーズに通過。制限エリア内も、ほとんど人がいない状態の中、ANAラウンジへと進みました。
ANAラウンジは、全てのクラスで、スイートラウンジに自動的に案内されました。通常はファーストクラスやダイヤモンドメンバーのみのラウンジに入り、ワインとおつまみで軽くお腹を満たします。
搭乗時間が近づいてきたので、メキシコ行搭乗口まで進むと、防護服とゴーグルとN95マスクで完全防備した20名近くの群衆に遭遇。同じメキシコ行に搭乗するらしく物々しい雰囲気でした。中国からの乗り継ぎ客の様で、メキシコでの建設チームの交代要員との話でした。
閑散としたビジネスクラス
今回のメキシコ行の往路はビジネスクラスを発券しました。ビジネスクラスの利用客は、私を含め3名で出発となりました。ANA NH180便は、ビジネス46席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー102席の169席仕様ですが、飛行機の半分を占めるビジネス席が3名という飛行機に乗るのも初めてです。CAさんも3名だけしかいないので、サービスをしてくれるのも申し訳ない気持ちであります。
直ぐにドアクローズ。
滑走路まで閑散
成田のA滑走路も通常ですと、4、5機飛ぶ順番待ちがあるのですが、前に貨物機のFedExがいるだけで、直ぐに離陸許可が出ました。滑走路も閑散としたまま、定刻通りの16時45分に離陸しました。
全てが閑散とした中で、メキシコ渡航が始まります。