コモド島ツアーもとうとう最終日を迎え、ラブアン・バジョの滞在も残すところ僅かとなりました。この一日の締めくくりとして選んだのは、美しいラブアン・バジョの夜景と美味しいシーフード料理を楽しむこと。この日の最後を飾るのにふさわしい特別な体験が待っていました。
ラブアン・バジョは、コモド国立公園への玄関口であるだけでなく、夜景が美しいことでも有名です。小高い山々が街を囲んでいて、その山々から見下ろす街の夜景はまるで星々が地上に降りてきたかのよう。私たちはレストランで食事をする前に、街の高台から夜景を楽しむことにしました。
太陽が地平線の下に沈むと、その数分後には空の色がオレンジから紫へと変わり、最後には深い青色が空を覆います。その深い青から徐々に暗闇へと移り変わる瞬間は、まるで日と夜が交わる瞬間のよう。そのマジックアワーの風景を見ながら、今日一日で見たコモド島の素晴らしい風景を思い出し、その感動の余韻に浸ることができました。
美しいマジックアワーを堪能した後は、次に待っていたのがレストランでの食事です。地元の人々からオススメされた「グリーン・チェリー」に向かいました。このレストランは、港に面したスカルノハッタ通り沿いにあり、夜景とともにシーフード料理を楽しむことができる場所として知られています。
また、グリーン・チェリーはただのレストランではありません。実はここ、Eco Tree O’telというホテルとスパも併設されています。そのため、客室からは息を呑むような夕日の景色と素晴らしい海の景色を眺めることができます。
ここでの夕食は、地元産の食材を使用したインドネシア料理と地中海料理が特徴です。
特にオススメは新鮮な魚の焼き物と、本格的なピザ窯で焼かれたピザです。
その独特な組み合わせも楽しみの一つ。新鮮な魚と焼きたてのピザ、その上に広がる星空と海の絶景。その全てが絶妙に絡み合い、一つの素晴らしい体験となりました。
この日の最後は、静かに流れる時間と共に終わりました。星空の下で過ごす最後の晩餐は、コモド島ツアーの完璧な締めくくりとなり、最高の思い出となりました。
コモド島の大自然、ラブアン・バジョの夜景、そしてグリーン・チェリーの美味しい料理。それぞれが私たちの旅を特別なものにしました。この最終日の経験は心に深く刻まれ、忘れられない思い出となりました。