【インドネシア渡航】毎日午後は雨!雨季に入った!

Indonesia Makassar

インドネシアは11月に入り、本格的な雨の季節になったようです。

10月から11月にかけて、マカッサルも午後2時頃には雲が多くなり、夕方スコールが起きるようになりました。雨が降ると気温も下がりますので過ごしやすいのですが、なにかと雨の時間は外に出るのが億劫になるなど、外の雲の具合をみて行動を決めることが多くなります。

雨季になる仕組み

どうして雨季の季節が変わるのでしょうか。
ちょっと調べてみると、
その地域が亜熱帯高圧帯から赤道低圧帯に入るから、となっています。

亜熱帯高圧帯と赤道低圧帯は1年中存在していて、低圧帯では気圧が低く回りの高圧帯から空気が流れ込みます。その流れ込んだ空気がぶつかり上昇気流となって、上空で冷やされ雨が降ります。

赤道低圧帯は、太陽が垂直に当たる地域に発生するため、他の地域よりも熱エネルギーを多く受けます。その地域の暖められた空気は上空に移動し上昇気流が発生して空気が吸い取られてしまうので低気圧になってしまうという仕組みです。

地球が太陽の周り1年かけて周回していますが、地軸が傾いているため、太陽光が垂直に当たる地域が季節によって移動します。6月の夏至の時は赤道低圧帯が赤道より北、12月の冬至の時は、赤道低圧帯が赤道より南に移動します。

インドネシアのジャワ島やスラウェシ島マカッサルは、赤道より南に位置していますので、冬の期間に赤道低圧帯が上空で発生して、雨を降らせるということになります。

現在のマカッサルが太陽の熱エネルギーを一番受けている時期となります。
夜から午前中にかけては、晴れていることも多く、午後に雨が降るのは、午前中に太陽のエネルギーから発生する上昇気流がたまって、午後に雨が降り出すといったパターンでしょうか。夕方になると太陽の熱エネルギーも弱くなり、上昇気流が弱くなり雨が止むのでしょうね。

午前中の透き通った晴れ
午後の雨あがりの虹

なんとなく、「晴れてるな、雲が多いな、雨が降るな」と思っているより、「低気圧帯が、上昇気流が発生しているな」、などちょっと気象予報士になった気分で、天気を予想するのもおもしろいと思いました。

 

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