日本のJ-POPの名曲を世界中に広めている注目のインドネシア人シンガー「レイニッチ」さんをご存知ですか?
レイニッチさんは、日本語が話せないにも関わらず、多くの日本語カバー曲を動画に投稿して、インドネシア国内で絶大な人気を誇るYouTuberです。
本日は、大注目シンガー!レイニッチさんの魅力をご紹介します。
インドネシア出身、スマトラ島リアウ州出身のシンガーで、日本語の音の美しさにひかれ2016年からYouTubeで動画を配信しています。
レイニッチさんは、キュートな笑顔が魅力で、ヒジャブをしながら流暢な完璧な日本語で歌っています。80年代のシティ・ポップから最新のアニメソングまで、幅広いジャンルをカバーするなど、透き通った歌声は本当に癒やされます。
2020年4月にDoja Catの「Say So」の日本語カバーが大ヒットしたことで一躍有名になりました。Doja Cat本人もレイニッチの歌声に絶賛したそうで、現在動画再生回数も2275万回となっています。
1979年11月にリリースされた、松原みきのシティ・ポップの名曲「真夜中のドア/Stay With Me」を2020年12月にレイニッチがカバー曲を発表したことがきっかけで、Spotifyグローバルバイラルチャート20日連続世界1位を記録しました。Apple Musicの J-POPランキングでは合計92カ国でTOP10入りを果たすなど世界中に松原みきの名曲を広めました。
世界的ヒットをうけて松原みきの「真夜中のドア」、1stアルバム「Poket Park」のレコード版が2021年3月に復刻販売されたほどです!
レイニッチ自身も松原みきの「真夜中のドア/Stay With Me」に関して、「多くの人に知られている伝説的な曲の1つであり、多くの人が心から愛していると思います。この曲をカバーできてとても光栄です。個人的には、聞いたり歌ったりするたびに、とても古い時代を旅しているような気がします。その美しさは、その複雑さのなかでしか想像できない体験です」と語っています。
まさか40年前の80年代日本のシティ・ポップの代表である、松原みきの原曲が世界規模で今年リバイブするなんて、1970年生まれの自分にとっても、子供も頃の聞いていた記憶を蘇らせる嬉しい出来事ですね。若くして亡くなられた松原みきも、きっと喜んでいることでしょう。
カリスマブラザーズのメンバーで解散後YouTube「みのミュージック」で音楽の魅力を発信している、みのさんが「今世界で一番売れている日本人アーティスト⁉」としてレイニッチを紹介しています。
インドネシアでも絶大の人気を誇る名曲竹内マリア「Plastic Love」、山下達郎の「RIDE ON TIME」をカバーするレイニッチさんのキュートでロマンチックな歌声も素晴らしく、透き通った歌声に吸い込まれる感じがします。
日本の曲がインドネシアにカバーされる事は、日本人としてとても嬉しいことですね。これからも良い曲を期待したいですね。
時代を越えて日本の名曲を世界に広めてくれる「レイニッチ」にこれからも目が離せません。
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