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ラマダンの際に聞こえてくる「ラマダ~ン、ラマダ~ン」のメロディが耳から離れない

ラマダン月の訪れは、その独特の音楽で知ることができます。ラマダンになると、モールやスーパーマーケットで流れる音楽、ラマダ~ン、ラマダ~ンと独特のメロディ頭の中で繰り返します。日本にも、季節や行事ごとに特有の音楽がありますが、ラマダンの音楽はその中でも特に心に残るものです。あまりにも、ラマダン中に聴くことが多いので調べてみました。

歌手は、マヘル・ザイン(Mahar Zain)さん

マヘル・ザイン(1981年 7 月 16 日生まれ) は、実はレバノン出身のスウェーデンの歌手、ソングライター、音楽プロデューサーです。R&Bのリズムにイスラムの伝統を織り交ぜた独自の音楽スタイルで知られています。彼のデビューアルバム「Thank You Allah」は2009年にリリースされ、イスラム音楽の新たな地平を開きました。

中でも「ラマダン」という曲は、通常、断食月の前によく流れます。 2013年にリリースされたにもかかわらず、人々は今でもこの曲に夢中になっているようです。アラビア語、英語、そしてインドネシア語の3つのバージョンが存在し、各言語での美しいメロディと歌詞がラマダンの精神を伝えています。

この曲の歌詞は、ラマダンの精神性と、この時期に抱く深い感情を表現しています。ラマダンは、信仰を深め、自己反省の時間です。この歌は、ラマダンがもたらす平和と献身の精神を捉え、特に「心にラマダン」というフレーズは、ラマダンが単なる期間ではなく、心と魂で感じるべきものであることを教えてくれます。

では、実際にマヘル・ザインの「ラマダン」の歌詞を見てみましょう。彼の言葉には、ラマダン中に人々がどのように信仰を深め、特別なこの時期をどのように共有するかが込められています。

ラマダンのインドネシア語版の歌詞と日本語訳

Ku menantimu (あなたが待ち望む)

Saban waktu (いつもの時間に)

Bangkit jiwaku (私の魂が目覚める)

Kau suluh hatiku (あなたは私の心を照らす)

Dengan sinar (その光で)

Kudus kasihmu (あなたの聖なる愛で)

Ku harap kan terus (いつまでも)

Bersamamu selamanya (あなたと共にいたいと願う)

Ramadhan, Ramadhan (ラマダン、ラマダン)

Ramadhan di hati (心にラマダン)

Ramadhan, Ramadhan (ラマダン、ラマダン)

Ku mohon usah pergi (どうか去らないで)

Rahmat melimpah (恵みが溢れる)

Damainya ku rasakan (平和を感じる)

Ramadhan bulan Al-Quran (ラマダン、クルアーンの月)

Mendidik jiwaku (私の魂を育て)

Menyuburkan iman (信仰を深める)

Ku harap kan terus (いつまでも)

Bersamamu selamanya (あなたと共にいたいと願う)

Ramadhan, Ramadhan (ラマダン、ラマダン)

Ramadhan di hati (心にラマダン)

Ramadhan, Ramadhan (ラマダン、ラマダン)

Ku mohon usah pergi (どうか去らないで)

Sememangnya kau ku nantikan (確かにあなたを待っている)

Hadirmu hidupkan suram di jiwaku (あなたの到来が私の魂を明るくする)

Dan ku berjanji (そして私は約束する)

Akan ku teruskan (その精神を続けることを)

Semangatmu itu (私の人生を通じて)

Ho Ramadhan (おお、ラマダン)

Ramadhan, Ramadhan (ラマダン、ラマダン)

Ramadhan di hati (心にラマダン)

Ramadhan, Ramadhan (ラマダン、ラマダン)

Ku mohon usah pergi (どうか去らないで)

Ramadhan, Ramadhan (ラマダン、ラマダン)

Ramadhan di hati (心にラマダン)

Ramadhan, Ramadhan (ラマダン、ラマダン)

Ku mohon usah pergi (どうか去らないで)

Ku mohon usah pergi (どうか去らないで)

歌詞を読んでみると、ラマダンがいかに特別な時期であるかがわかります。この時期がもたらす変化や、心に響く音楽の力を改めて感じることができるでしょう。このラマダン期間、インドネシアにいると、何度も聴くメロディに、心を打たれるでしょう。ぜひ、YouTubeで聴いてみてください。ラマダンの深い精神性を感じ取ることができると思います。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。