ラマダン(断食月) & レバラン(断食明けの大祭)は、イスラム教徒の中で最も重要な宗教行事と言われております。
ラマダンは2021年4月12日の新月から本日5月12日の新月までの1ヶ月です。
また、本日から週末までインドネシアはレバラン休日となります。明日のレバラン大祭に向けた準備がクライマックスを迎えます。
「預言者ムハンマドが神からの啓示を授かった」と言われ、イスラム歴の9番目の月を神聖な月と定め断食が行われるようになりました。
始まるタイミングは月の満ち欠けで始まりと終わりが決まるので、毎年直前に決まります。ラマダン月の期間は、目視による月齢観測に依拠するため、日程は直前に変更されることがあります。イスラム教団体の聖職者が望遠鏡で月を観察し、開始と終了を宣言します。
毎年ラマダンはいつからいつまでと事前に発表があっても、当日月が見えないなどの理由で1日もしくは2日ほど前後する可能性があります。
ちなみに、インドネシアでの月の満ち欠けは下から上に欠けていきます。
新月から光がでる瞬間は、眼が開いていくようでとっても幻想的です。
本日の夕方に新月から薄い三日月が見えたら1ヶ月に及ぶラマダンも終了の合図です。
夕方からお祭りが開始され明日からは、レバランとなり、国中がお祝いモードになるので、どこもかしこも装飾などでにぎわうことになるのでしょう。