インドネシアでのデルタ株感染拡大を受けて、インドネシア在住の日本人が退避帰国する臨時便がさらに追加となりました。9月以降に帰国する場合は定期便には空席も見られ予約が可能な便も多くなってきていますので、臨時便の運用も8月までとなりそうです。
詳しい情報は在インドネシア日本大使館のHPをご覧ください。
https://www.id.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
前回の臨時便が10日前に到着していますので、10日間の隔離が終了するタイミングでの追加便の運航のようです。
JALとANAの予約状況を確認すると9月は空席もあるようですので、定期便での帰国も可能となっているようです。
オリンピックも終了し、成田空港や羽田空港の検疫にも余裕が出たのでしょうか、帰国日の選択肢も多くなっていますし、ディスカウント運賃も出始めています。
インドネシアの感染者は減少傾向にありますが、依然として高い死者数が続いており、十分な医療が受けられない状況です。
日本も8月に入り感染が急拡大している最中ですので、医療が逼迫しているとの情報も多くなってきました。
インドネシアと日本の人口を考えると、感染者数の発表だけみるとほぼ同様の状況になってきています。
新規感染者数 | インドネシア(人) | 日本(人) |
7月31日 | 37,284 | 12,340 |
8月1日 | 30,738 | 10,174 |
8月2日 | 22,404 | 8,392 |
8月3日 | 33900 | 12,015 |
8月4日 | 35,867 | 14,206 |
8月5日 | 35,764 | 15,261 |
8月6日 | 39,532 | 15,645 |
1週間平均 | 33,641 | 12,576 |
インドネシア(2億7千万人)と日本(1億2千万人)の人口比換算2.25倍とすると日本の感染者規模は28,296人(計算値)となってしまい、2週間後は、日本が人口比換算でインドネシアを抜いてしまうのではないかとの予測もでてきています。
今帰国したほうが良いのか、インドネシアに留まったほうが良いのか、どちらを選択したほうが良い方法なのかわからない状況ですが、まずはワクチン接種が進み、すこしでも感染者が減少することになって欲しいと願うばかりです。