新型コロナウイルスの感染が急拡大しているインドネシアから帰国する特別便ですが、成田空港行の便が2便追加となりました。成田空港行では初めて企業・団体の保証が無い人でも申し込みが可能ですので、個人での搭乗も可能となりました。帰国後に必要な10日間の隔離にともなう宿泊施設費用やPCR検査費用も、定期便と同様に国が負担することになります。
追加特別便は2便ともジャカルタ・スカルノハッタ国際空港発となり、7月30日発が全日空NH836便、8月1日発が日本航空JL726便となります。到着後の隔離宿泊施設は成田空港周辺になる予定とのことです。
個人でも搭乗可能な帰国特別便は7月26日発27日着日本航空・関西空港行が本日日本に到着、その後28日発全日空・中部国際空港行も運航計画されています。
今回の特別便運賃はジャカルタの旅行代理店に直接の問い合わせが必要ですが、7月28日に予定されている全日空ジャカルタ発中部国際空港行のエコノミー航空運賃は、片道IDR19,190,000(15万円)だったとの報告です。個人向けの帰国特別便であることを考えても、もう少し運賃を安くしても良いのではとも思います。
先週からスタートした特別便は、今回の計画を含め6便となり定期便を含め日本人がインドネシアから帰国する動きが加速しています。
インドネシアで、新規感染者はピークよりも減少していますが、死亡者は増えてきていて依然厳しい状況です。新型コロナウイルスの感染拡大が長期化する中、緊急活動制限もさらに延長となり、活動制限に不満な人々による反政府デモも増加し、治安の悪化も懸念されてきました。緊急活動制限により企業活動も思うようにいかない状況で、駐在員の一時帰国が進んでいます。
以前のように安心して生活できるように早く収束してもらいたいと願うばかりです。