ジャカルタを出発して成田空港に到着しました。4月より大幅に日本への入国制限が緩和されたことにより、大勢の乗客が日本での入国検疫を受けるため順番待ちや検査結果待ちでとんでもないことに巻き込まれます。日本への入国の今をレポートしたいと思います。
ジャカルタを出発して順調に飛行を続け、15時15分に着陸となりました。定刻の到着時刻である15時55分より40分ほど早く成田空港に到着となりました。ターミナル1のボーディングブリッジがつながれ、飛行機のドアが開きましたが、しばらく座席で待機するようにとアナウンスが入ります。降機の順番としては、成田から乗り継ぎの乗客が先に機内から出ることができるとのことで、ぞろぞろと座席の横を通り抜けていきます。乗り継ぎ客が全て降機となった後15時30分になり、成田で入国する乗客の降機が認められました。
機内から順番に案内され、サテライトの到着通路には、パイプ椅子が並んでいます。まず、椅子に座るように指示され、MYSOSのファストトラックの色の確認が行われます。ファストトラックの制度が始まったことは知っていたのですが、帰国前の16時間以上前に事前に入力して、ワクチン証明書やPCR検査結果の書類をアップロードして認証を受ける必要があるらしく、入力するのを気が付いた時には時既に遅く、質問票WEBと誓約書は登録済となりますが、その先のワクチン証明書と出国前72時間以内の検査証明書のアップロード時間が過ぎると、まったく入力が先に進めない状態となります。
QRコードが出ても、MYSOSは赤の表示のままの書類未達の状態で入国検疫を受けることになります。
ファストトラックで青の人たちは先に進めるようですが、赤のままであるととにかく待たされます。特に成田空港の午後15時頃に到着する便が重なっているので、前の便の乗客が先に進まないと検査に進めないということになります。飛行機到着から、2時間30分後の18時になってようやく、最初のチェックポイントに到着することになりました。
係員に、到着した便や出発国、ワクチンは何回接種しているかなどを確認され、チェックリストに記入していきます。インドネシアからの入国でワクチン2回接種だと、7日間の自宅待機であることを告げられ、先に進みます。
次は唾液によるPCR検査となりますが、ここも長蛇の列となっていて順番待ちとなります。パスポートの裏に検査の番号シールが貼られ、検査容器とともにPCR検査となります。PCR検査が終了すると、MYSOSの設定説明があり、再度書類のチェックなどがあり、一連の手続きが終了すると、PCR検査結果待機のための座席が指定され、結果判明までしばらく待機となります。検査待ちの待機所に到着したのは、18時40分となります。飛行機を降りてから3時間が経過しています。
PCR待機所では結果が陰性の方の番号がアナウンスされます。15分~20分毎の1回のアナウンスで30名程度が呼ばれているのですが、1時間に100名程度が呼ばれている計算です。このままのペースだと、2時間以上は待たされる計算となります。そこから入国税関検査となると、飛行機到着から5時間以上入国に時間がかかるという、事前情報通りになりました。
20時過ぎにすっかり待ち時間でうんざりしていたところ、スタッフが寄ってきて、「検査結果についてお話したいことがあります」と呼び出しがかかってしまいました。
なんと、PCR検査結果が「陽性」となりましたとのこと。
最初は信じられない気持ちでいっぱいでしたが、検査結果を受け入れるしかありません。陽性になった途端に成田空港内から隔離状態となります。
成田で陽性になったらどうなってしまうのか?次回につづく。