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メキシコから帰途へ

メキシコ出張のとうとう帰国の時間となりました。カプセルホテルをチェックアウトして、ANAカウンターに到着した時には、午前0時をちょうど過ぎ翌日となりました。

カウンターに入る前に、まず1回目の検温がありました。ここで熱があると帰りの飛行機には搭乗することができません。これまで、体調の変化もなくこれたので、大丈夫であるとは確信していますがドキドキします。無事検温をクリアして、健康チェックの用紙を配られ、それに現在の健康状態を記入します。

その場で記入した後にカウンターに進みます。ここまで我々以外の乗客は見当たりません。荷物を預けて帰りのチケットをもらいます。ここでチケットと健康チェックの紙と出国カードをホチキスで留めてもらい受け取ります。

出国カードは入国する際の半券で、もし無くすと罰金だそうなので、必ず出国までパスポートと一緒にしておく必要があります。ANA専用のラウンジがあるとのことでしたので、場所を案内してもらいました。

その後、荷物検査の場所に移動。その際に2回目の検温を実施します。もちろんクリアしました。荷物検査と身体検査が終了すると出国となります。出国のためのイミグレーションがないのは、アメリカと一緒ですね。

免税店も1店舗以外は全て閉まっています。お客がいないので当然ですが、お店の運営も大変そうです。

ANAラウンジで小一時間おやすみして、搭乗案内のアナウンスが鳴りました。

この時間出発する便がANAだけなので、ボーディングゲートにはほとんど乗客らしい姿がありません。22番ゲートに進むと、ちょうど搭乗開始が始まっています。

ボーディングの前に3回目の検温をして、クリアすると出国カードと健康カードを空港係員に渡します。手続きの度に厳重に検温していきます。

ほんの5分程度で全ての乗客の搭乗が完了してドアクローズとなりました。全員で今回のフライトはたったの24名だそうです。ビジネス5名、プレミアムエコノミー1名、エコノミー18名となりほぼ空気を運ぶようなフライトになりそうです。

定刻の午前2時に出発しました。約14時間30分の長時間フライトとなります。

帰りの便はエコノミーでしたが、空いているため3シートを独りで使える贅沢なエコノミーです。

出発して30分後安定飛行に移ると、軽食のカツサンドが配られました。夜中にカツサンドは重いなあと感じながらも、今回はとにかく寝る事を決めていたので、ワインと一緒に口に運び、ほどなく就寝となりました。

気がついたら、太平洋の真ん中まで飛行しています。6時間半も寝ていました。帰りのフライトであるメキシコから成田の手前までは、ずっと夜中が続きますので、外は真っ暗です。

出発して7時間後に朝食が配られました。焼き魚とカレーの2種が選択できるのですが、朝カレーはないと重い焼き魚を選択したら、皆さん考える事は一緒のようで、焼き魚が途中でなくなったそうです。食事も人数より多少多く積んでいるのでしょうが、なかなか全て希望通りは難しいですよね。

その後、乗客が少ないせいか、CAさんから一人ずつお菓子のプレゼントがありました。ANAもコロナの影響で今季の大幅赤字が確定していてかなり厳しい状況の中、定期フライトを守っているので本当に助かります。国際線が元に戻るのは相当先になりそうな感じで、このままですとメキシコ便もなくなってしまうかもしれません。アエロメヒコの成田行も現在欠航中ですので、なんとか頑張ってもらいたい気持ちでもあります。

結局食事後もウトウトして過ごしていたら、窓の外がうっすらと明るくなって来ました。出発して12時間30分後で、成田到着まであと2時間です。このタイミングで3回目の食事でクリームパンとバナナ1本が配られました。フライト中のほとんどを寝ることができたので、意外に早かったというのが印象です。

しばらく、空が黒からオレンジに変化を楽しみながら、窓の外を眺めます。飛行機から見る朝日はいつ見てもきれいです。飛行機に乗っていて一番好きな瞬間です。

特にメキシコ便は太陽と競争しながら飛行機が西に進んでいますので、朝日の時間がすごく長いのが特徴です。太陽の登る速度に負けじと、飛行機も頑張って逃げようとします。ただ偏西風に逆らって進みますので、対地飛行速度は約800Kmですと、成田手前で太陽に軍配があがります。

次第に雲に近づいてきたので、着陸態勢に入った事がわかります。秋雨前線が活発ですので、地上は雨のようです。

定刻より30分程早く6時15分に成田に到着しました。本当はもっと早く成田到着できるのですが、成田は6時以降でないと着陸できませんので、時間調整しています。

機内がすいていたのもあり、快適なフライトでした。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。