スペイン国内線で、マドリードからサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの移動に、格安航空で有名なライアンエアを選びました。以下はその搭乗の様子です。
搭乗時間が近づくと、ラウンジを後にし、D60搭乗口へと向かいました。搭乗は後部の席から順に行われ、長い列が形成されていました。
私は今回1A席を選んだため、最後に搭乗することとなり、その間、搭乗口前のイベリコ豚の生ハム店やスターバックスのセルフサービスなどを楽しんでいました。
全ての乗客が搭乗口に並んだ後、ボーディングブリッジに進むこととなりました。
1A席は飛行機の入り口すぐの位置にありました。通常、この位置には壁があるのですが、ライアンエアのコスト削減策として壁を撤去し、座席スペースを最大化していました。
正面にはキャビンアテンダントの座席があり、他の航空会社とは異なる配置でした。飛行機は満席で、隣の席には非常に大柄な男性が座っており、窮屈な座席状況となっていました。
10時40分の定刻でマドリードを出発。上空からのマドリードの景色は、市街地とその周辺の田園風景が美しく広がっていました。
短い1時間のフライトでサンティアゴ・デ・コンポステーラ空港に到着。
飛行機は通常のボーディングブリッジを使用せず、滑走路上で停止。
キャビンアテンダントが突如飛行機のドアを開け、非常用の階段が展開されました。これもライアンエアのコスト削減策の一つ。晴れた空の下、飛行機を背にしてターミナルへと歩く経験は新鮮でした。
ライアンエアの徹底したコスト削減策を実感しつつ、安全で快適な旅を楽しむことができました。
この独自のサービスバランスが、多くの旅行者に選ばれる理由となっているのでしょう。サンティアゴの旅は、この興奮のままスタートしました。