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【インドネシア渡航】サマリンダ!パンパン村のダヤク族の踊り!

サマリンダから約1時間北に向かったところにある、ダヤク族のパンパン村が、気軽にダヤク族と触れ合うことができる観光の村になります。毎週日曜日の午後はダヤク族の伝統舞踊が披露されるということで見学することにしました。

ダヤク族文化

カリマンタン(ボルネオ)島の熱帯雨林に暮らす先住民ダヤク族は、独自の文化を持った民族として近代化した現代まで継承を続けています。先祖は首狩り族として恐れられる一方で、ダヤク族の女性はとても美しく誘惑された男性は二度と離れられなくなる逸話や言い伝えが残っています。近代化した現在でも、ダヤク族はカラフルな衣装を身にまとい、伝統的な生活様式や音楽、踊りといった文化を重んじる民族として存在し続けています。

パンパン村ではダヤク族が居住する伝統的な家屋を間近で見ることができます。観光村となっている、パンパン文化村(Desa Budaya Pampang)では、毎週日曜日の午後2時~4時の時間で芸術的な伝統舞踊を観賞することができます。午後2時の開演時間までは、ダヤクの家屋を自由に見学することができます。伝統的な家屋はウリンの木で出来ており、壁のほぼ全ての部分が独特の黒、白、黄色が幾何学模様のような感じで、美しい装飾と彫刻が施されています。ダヤク独特の彫刻が隅々まで飾られていてとても美しく価値があります。

伝統舞踊

伝統舞踊が始まる時間になりました。すでに会場は観光客でいっぱいになっています。会場に入る際に名前や住所を記帳して好きな席に座ります。開演前に司会者から、出身地名が呼ばれるので、地名を呼ばれたら立ち上がって声援をもらうことから始まります。海外からの来場者は必ず指名されるようで、日本から来たとして紹介されました。

伝統舞踊は、1クール数分ずつ、年長者から男性、女性のグループに分かれて、次々に独特の舞踊を披露してくれます。男性は剣と盾を持って勇ましく、女性は手に鳥の羽を持ち華麗で優雅な踊りが次々に行われていきます。

次第に盛り上がってくると観客も一緒にダヤク族に混じって踊ることができます。最後には、一緒に写真撮影の時間があり終了となります。

観光収入源

パンパン文化村の入場料は1人40,000ルピアとなっています。ダヤク族と写真を撮影したい場合は、別途チップを渡す形になっています。

お土産品なども手作りしていて、隣接するお土産ショップで買うことができます。彼らにとっては重要な収入源としても役立っており、ダヤク族の文化な踊りが間近で体験できる貴重な場所となっています。サマリンダ空港とサマリンダ中心街を結ぶ通りの途中にあるので、日帰りでも十分楽しめます。是非伝統舞踊を見学してほしいので、日曜日の午後の時間にあわせて訪問できると、素晴らしい体験が可能です。結局3時間以上滞在して、パンパン村を後にすることにしました。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。